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■春閼伽(4)

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翌日、岡安は借りた靴と女子制服、名刺を返しに行こうと思ったが、スーツも靴も会社に置いたままである。まさか普段着で行くわけにもいかないと思った。それでお金は掛かるが、別のスーツと靴を買っていこうと思った。
 
新品を買うと高いからセカンドストリートで買おうと思い、ワークシャツと黒いジーンズでセカンドストリートに行く。それでメンズスーツを買おうとしたのだが・・・・
 
30分後、岡安はなぜかレディススーツを入れた袋を持ってお店を出ていた。
 
なぜこうなったんだろうと考えたが、よく分からない。
 

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岡安は課長に電話した。
「昨日お借りした制服や靴を返しにお伺いしたいのですが、スーツと靴をそちらに置いたままで、私他にはスーツやビジネスシューズを持ってないので、普段着でお邪魔してもよろしいでしょうか」
「うん。いいよ。おいで」
 
岡安は最初からこうすればよかったと思った。それで会社に行った。
 

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それで返却し、また専務の奧さん(肩書きは総務部次長)に靴を貸してくれたこととパンストをもらったこと、メイクしてくれたことのお礼を言っておいた。
 
「ごめんね。変なことさせて」
と次長が謝る。
 
「いえ、お役に立てたら幸いです」
「おかしなことはされなかった?」
「おかしなことというと?」
「女の子に触りたがる人もいるから」
「そういうのは特に」
「良かった、良かった。お化粧は落とせた?」
「はい、クレンジングで」
「マニキュアも落とせたのね」
「はい、リムーバーで」
 
(クレンジングやリムーバーを持っていることを自分で言ってる)
 
次長は彼のスキニーの股間に膨らみが無いのを見て「やはりちんちん無いのかも」と思った。また彼が手に持っている紙袋に入っているのがスーツのように見えたが、メンズスーツにピンクは無いのではと思った。つまりレディス?今日はそれ着て来る勇気が無かったのね?でもこの子少し唆したらレディス着て勤務しそう。
 
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「でも女子制服が良く似合ってた」
と課長も言う。
 
「恥ずかしかったです」
「何なら女子制服着て勤務してもいいよ」
「勘弁してください」
 
「あ、この名刺と女子制服はそのまま持ってていいよ」
「そうですか」
 
またこれ着てとか言われるんじゃないよね?(そう言われるに決まってる)
 
「そうだ。髪はあまり短く切りすぎないようにね。セミロングくらいがいいよ」
「はい、そうします」
 
(やはりまた女装してもらうんだ!)
 
課長からは昨日のバイト代として1万円もらった。
 
なお、預かった女子制服は取り敢えずクリーニングに出しておいた。
 

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しかし次長さんは言っていた。
「あんたお化粧映えもしてた。お化粧練習しない?」
「男がお化粧の練習しても仕方無いです」
「男女同権で。最近はお化粧する男の子もいるよ。特に営業職の男性は1割くらいお化粧しているし、化粧品メーカーにも男子の美容部員が居るし」
「そうですか」
「練習してごらんよ。お化粧品買うお金あげるから」
と言って2万円ももらってしまった!
 
「多すぎます」
「余ったらパンプスでも買って」
「あ、はい」
 
「化粧品はどういうもの揃えればいいか分かるよね」(誘導尋問)
「はい多分」(みごとに誘導に引っ掛かる)
「ファンデーションはマックスファクター使うといいよ。男の子でも化粧崩れしにくいから」
「へー。買ってみます」
 
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マックスファクターは女優さんにも愛用者が多い。激しい演技で汗を掻いても化粧崩れしにくいからである。
 
「お化粧して会社出てきてもいいからね」
「恥ずかしいです」
「ついでにレディススーツを着てくればいいのよ」
「もっと恥ずかしいです」
 

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世界水泳は30日で終わったが、津幡組の金堂多江は400mメドレーで金メダル、800m自由形で銀メダルを取った。また竹下リルは800m自由形で銅メダル、1500m自由形で銀メダルを取った。そして青葉は2人と南野里美にしゃぶしゃぶをおごった(なぜそうなる?)
 

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岡安はライブに参加するのに、新幹線で東京に出て行き、神保町で古本を見た後、街を歩いていたら、声を掛けられた。
「君ちょっとテレビに出てくれない?2時間くらいで済むと思う」
「はい、いいですけど」
 
ライブは夕方からだから、まだ充分時間はある。
 
それでテレビ局の人と一緒に局に行くと、何か可愛い服を着せられメイクもされた。まあいいかと思っていたら番組の撮影が始まる。『境界線』とかいう番組らしく、5人の男女を全員美しく装わせて、どの人が女性でどの人が男性かを当てるという企画である。
 
最初に岡安が判定される。回答者(芸能人)が全員「女性」と回答した。しかし彼は「名前は俊夫、男です」と答えた。ディレクターさんが「待った、待った」と言い、彼に
「君ほんとに男なの?」
と訊くので、岡安はマイナンバーカードを見せた。どうも先頭は本物女性になる予定だったらしい。しかし岡安が男なら全員男になってしまう。
 
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それで5人目の男性が「君帰っていいよ」と言われて外され(女装させられ損)、急遽ADさんの友人女性が呼び出されて先頭に座り、撮影がやり直された。だから岡安は2人目のサンプルとして出演した。
 

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先頭は全員女性と判定し、本人も「女です」と回答。次が岡安でやはり全員が女と判定するが岡安は「男です」と答える。
 
回答者達は
「嘘でしょ」
「あんたが男なんて信じられん」
と言う。
「前髪で眉毛を隠してないから絶対女だと思ったのに」
「喉仏も無いし」
 
「ぼくあまり喉仏が目立たないんです」
「声も女の子の声じゃん」
それで岡安は再度マイナンバーカードを見せた。これは名前とかマイナンバーにモザイクが掛けられて放送された。ついでに回答者たちから言われる。
「あんたが男なんてよくない。男は辞めて女になりなさい」
「嫁さんの口紹介してやるよ」
「お嫁さんにはなりたくないですー」
 
「あんた本当にちんちん付いてるの?」
「付いてます」
「そんなの何かの間違いだよ。俺が手術代出してやるから、今すぐ性転換手術受けなさい」
 
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女子プロレスラーが2人はいってきて岡安は両腕を取られる。打合せには無かったので岡安はびっくりした。
「何するんですか〜?」
「改造手術を受けてもらう」
「え〜!?」
「連れて行け」
というのでスタジオ外に連れ出される。
 
「あの人どうなるの?」
「女の子になる改造手術を受けてもらいます」
「ああ、それが平和やね」
「あの子男性会社員とかになれるわけないもん。OLになるべきだよね」
「あれだけ可愛かったら受付嬢とかできるよね」
 
その後はビキニ女性の映像とつないだらしい。(“改造後”の姿という設定)
 

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岡安は出演料として1万円もらい「ラッキー」と思った。
 
彼は「女になりなさい」と言われて悪い気がしなかったので、つい“でき心”で渋谷で可愛い服をいくつも買った。下着も3セットくらい買った。パンプスも買った。
 
乗換駅で構内を歩いていたら「ちょっとモデルになってください」と言われて、まだ時間に余裕があるので「はい」と答えたら、(女物の)浴衣を着せられてしまった。うちわなど帯にさして笑顔で微笑んだ写真を撮られる。プリントが1枚はイベントスペースに飾られ、1枚は「記念に」と言われてもらった。うちわもそのままもらった。パンフレットのようなものも渡された。
「もしかしたら雑誌に載せてもらうかも知れませんがいいですか?」と訊かれたが「構いませんよ」と答えておいた。
 
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浴衣から普通の服装に戻る時、渋谷で買った可愛い服を着た。パンプスも履いた。
 
その格好でレストランにはいったら「レディスサービスです」と言われてプリンをもらったので、女はお得だなあと思った。(だいぶ女の子になりたくなってきたね)
 
ライブにもそれで参戦した。
 
夜は安いビジネスホテルに泊まったが、部屋にお風呂が付いてないので女性用シャワールーム(一応個室)で汗を流した。
 
翌日には下着から完全女装して胸にはヌーブラも着けて、東京ディズニーランドに行き1日遊んだ。汗を掻いたのでトイレの中で下着から交換した。ブラジャーは普通のにした。
 
帰りの新幹線もそのままの格好で乗車した。靴だけサンダルに交換した。金沢に戻るとその格好でコンビニに入り、お弁当を買った。レジでは赤いボタンを押された。
 
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8月5日(土)、新劇団“墓場巡礼”の初公演が行われたが、草場影見は驚いた。
「出演料を“私たちが”もらえるの〜?」
 
以前は“出演料”というのは劇団員のほうが、毎回劇団に払っていたのである!
 
「まあ大した金額払えなくて申し訳無いけど」
と座長。
 
「いや、今月まだバイトのお給料が入ってないから貸しにしておいてもらおうと思ってた」
「まあこの1年で色々変わったね」
と黒衣魔女。
 
「だいたいこんな広いステージでやるのでびっくりしたし」
「先月まではもっと広いところでやってたんだけどね。そちらがスポーツの大会で使いたいというので。ここに移動した」
 
墓場劇団の上演は先月までは火牛アリーナだったが、コロナ終息宣言が出て火牛アリーナは混むので、今回からは隣の火牛ホールに移動した。会場は半分くらいのサイズだが、ステージ自体はそんなに変わらない。座席が固定席で、スポーツの試合とかはしない。演奏やお芝居・講演専用で音響が良く、また使用料も安い(椅子やモニター・スピーカーを設置/撤去する必要が無いため)。リアルライブもできないことはないが、基本的にはネットライブ向けの施設である。リアルの客を入れないから音響優先のシューボックス型になっている。
 
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(日本のホールに多いグレープフィールド型(vineyard type) は観客とステージの距離をできるだけ小さくするもので音響は必ずしも良くない)
 
草場影見は物凄い歓声や拍手があるのにも驚いていた。
 

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H南高校女子バスケット部はインターハイのおこなわれた札幌から7月30日に氷見に帰還したが、一週間おいた8月5-13日には、男子部員も一緒に合宿をおこなった。
 
場所は女子はフラミンゴ、男子は隣のピーコックと各々いつもの練習場所である。但し毎日夕方にピーコックを使って男子vs女子の試合をすることにした(ボールは女子用の6号球)。男子は最初
「女と試合とかダヤい」
などと言っていたが、男子顧問の横田先生が
「お前ら女子に負けたら全員性転換手術受けてもらうから」
と言ったら、かなりマジになった。
 
女子としては体格の良い男子たちとやるのは強豪との戦いの練習になるし、男子たちも美奈子や彩がどんどんスリーを入れるのには焦っていたようである。
「負けたらチンコ取られる〜」
と言って頑張って得点していた。この合宿のおかげで男子も秋の大会にはベスト4まで行くことになる。
 
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宿舎は各々の体育館の付属宿舎を使用する。場所代が掛からないので、費用は主として食費で、5-13日の9日間で1人2万円とした。
 
男子宿舎は女子立入禁止、女子宿舎は男子立入禁止とした。女子合宿に男子から留学してきている4人(後述)は「女子宿舎に泊まってもいいよ」と言ったが、男子宿舎に泊まりたいというのでそちらに泊めた。練習だけこちらに来る。
 
朝御飯はぶり・さばなど地元産のお魚、昼はきつねうどん(女子はサブスク!)、夜は焼肉である!千里さんが自分の牧場・養殖場・農園で育てたものとして、豚・鶏・猪・鹿などや野菜・米・小麦粉、また朱雀フードの取扱品として羊・鯨・調味料・豆腐なども仕入れ値で持ち込んでくれたので、実はあまり費用は掛かっていない。トナカイなんてのもあった。フィンランド直輸入らしい。
 
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2年生部員のお母さんやお姉さんたちに洗濯や炊事をお願いしている。
 

今回1年生の男子が4名、女子の練習に加わった。この子たちは男子のベンチ枠からはみ出た子たちで、女子は基礎的な練習が中心なので彼らも基礎を鍛えてもらおうというので、こちらに参加である。
「ちなみに女の子になる手術を受けて女子バスケ部に移籍してもいいよ」
「それは遠慮します」
「女湯に入れるのに」
「結構です」
 
彼らは夕方の男女対抗戦では女子チームの一員として出した。
 

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女子の練習メニューは準備運動→水泳800m→ジョギング4km(男子は6km)→マッサージ→筋トレ→ドリブル練習→パス練習→シュート練習→マッチング練習、と1日の内8時間が基礎練習である。男子からの“留学生”たちも徹底的に基礎を鍛えられていた。
 
なお水泳は泳ぎ続けられない時は立ってもよいことにしている。また疲労が激しいとみたらドクターストップを掛ける。水深は立ちやすいように1.5mである。
 
トレーニング室のランニングマシン・バイク・ローイングマシンなどをしている子もいた。マッサージの時にアンメルツを大量に使うので箱買いしてきた。
 
水分補給はたっぷりするように言ってある。またおにぎりと鶏の唐揚げを自由に食べられるようにしている。
 
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合宿の最後は遠征して練習試合をした。8月12日(土)は石川県まで行って石川J高校と対戦した。北信越大会で2度当たっている相手で、2度ともこちらが負けはしたものの結構いい試合をしていたので練習試合に応じてくれた。
 
試合は前回・前々回同様点取り合戦になり、120-120の同点で決着した。試合後握手したりハグしあって「いい試合でしたね」と言い合った。
 
最終日13日は富山市まで遠征して富山B高校と対戦した。高岡C高校が昨年の反動で一時的に実力が低下しているため、現時点での富山県二強である。
 
強い相手で、インターハイ予選の時はなかなか相手の制限エリアまで入れなかったが、今回は毎日マッチング練習をたっぷりしていたお陰で、かなり入り込むことができた。それで試合は20点差で勝った。向こうの監督が選手達に「地獄の合宿やろうか」などと言って選手たちがビビっていた!
 
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今回試合の後は、12日にはケーキを1人3個ずつくらい食べた。13日はあんみつをたくさん食べた。(むろん夕方にはいつものように焼肉をする!)
 
「地獄の合宿とかよく漫画にあるけど何するんだろね」
「私たちの合宿は札幌合宿も今回も楽しかったね」
 
そりゃあれだけ食べたら楽しいだろな。部員たちは富山からの帰りのバスの中でも富山名物“ますの寿し”を食べていた。(昨日は石川名物“笹寿し”を食べていた)。これはもちろん試合後のご褒美や夕食の焼肉とは別腹である!
 
 
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春閼伽(4)

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