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■男の娘とりかえばや物語・最初の事件(3)

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2月。東宮は九州に行啓することにしました。右近大将・源利仲(充子の夫)および1000名もの兵士を連れての西行です。
 
実は太宰府で少し不穏な動きがあったので、引き締めに行くのです。
 
これに花子も腹心の式部と長谷の2名だけ連れて同行します。涼道も同行の話があったのですが(彼は近衛中将である)、ここの所あまり体調がよくないようだと主上が心配し、右近大将が遠征中の右近衛府の留守番を命じられました。
 

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当時九州までの行程は瀬戸内海または日本海の水路で行くと1ヶ月、山陽道を陸路で行くと半月程度掛かりました。
 
(歴史的には日本海ルートの方が古い。瀬戸内海は潮流の速い所があり、古代の非力な船では航行不能だった)
 
兵士たちは歩きます。
 
東宮や右大将などは馬に乗ります。東宮の護衛たちと同行する侍女5名も乗馬です。そして花子と式部・長谷も乗馬です。
 
花子は里の住まいに居た頃は乗馬は苦手だったのですが、宮中に仕えて東宮の助手のような仕事をしている内に練習してかなり覚えました。そして式部と長谷は乗馬が元々得意です。それで乗馬の得意なこの2名を花子の従者にしたのです。
 
花子たちが同行するのは、東宮が女性なので、できるだけ多くの女性を傍につけておきたかったというのもあります。
 
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そういう訳で半月かけて太宰府の政庁(都府楼)まで辿り着いたのですが、太宰の帥(そち)は本当に東宮本人が来たのに驚愕しました。
 
そもそも皇太子が都を離れて九州までやってくること自体が異例です。しかも女性の皇太子が厳しい旅をして来訪するというのは、手紙で伝え聞いてはいたものの「まさか」と思っていました。おそらくは、東宮の代理の男が来るのだろうと思っていたのですが、本当に本人が来たので、思わず地面に手と頭を付けて平伏しました。
 
「面(おもて)をあげよ」
「はい」
 
「本当は帝がおいでになりたいとおっしゃっていたのだが、さすがに帝は1ヶ月も都を離れられないゆえ、私が代理で来た」
 
「ありがたきことにございます」
 
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「そなたの祖父は先々帝(さきのさきのみかど:雪子の祖父)の折、蝦夷(えにし)討伐で功があったな。帝が感謝していたぞ」
 
「もったいのうございます」
「これからもぜひ帝を助けてこの九州の地を守ってくれ」
 
「はい。張り切って守ります」
「うん。よろしく」
 
これで基本的な用事はほぼ済んでしまいました。
 

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雪子東宮は、太宰帥に命じて、都府楼の全職員、そして近くの防人(さきもり)たちを前庭に集めました。そして帝からの手紙を代読しました。職員たちは男も女も、美人の皇太子の顔を拝見して興奮しています。しかも傍には美人の秘書(花子)も付いています。帝の姪である女性皇太子の顔を見られるなどというのは、まず二度と無い事態です。そのお顔を見ただけで、東宮のファンになってしまった職員が多数でした。
 
それで帝の詔(みことのり)を聞き、最後に雪子本人の言葉で
 
「唐土(もろこし)は今、国が乱れている。そのせいで新羅(しらぎ)の海賊まで出没している。太宰府の役目は大きい。毎日大変な仕事かも知れないが、私たちの国土が荒らされないように守るのは君たちの仕事だ。ぜひ帝のためというより、日本(ひのもと)の国の多くの人民のため頑張ってほしい」
 
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と言うと、
 
「頑張ります!」
「春宮(はるのみや)様のためにも頑張ります」
「命を棄てても頑張ります」
「皇女(ひめみこ)様、好きです」
といった声まであがっていました。
 
近衛大将は「女御子(ひめみこ)様の前で畏れ多い」と顔をしかめていたものの、花子は笑って「まあまあ」と大将に声を掛けていました。
 
東宮が費用を出して、職員全員が楽しめる宴を催しました。花子は東宮から「舞って」と言われ、唐衣まで付けて舞を披露します。するとまた歓声があがっていました。
 

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そしてその夜。
 
夜遅くまで太宰帥と雪子・大将の3人だけで腹を割って話し合っていたのですが、子の刻になった所で解散。雪子は都府楼内に用意してもらった部屋に戻ってきました。兵士たちは(大将も含めて)野営しているのですが、雪子と5人の侍女、花子たち3人の合計女性9人だけは、室内に部屋を用意してもらいました。
 
(大将など近衛兵の幹部にも部屋は用意されたが大将は兵士達と一緒に野営する選択をした)
 
部屋は雪子と花子に雪子付きの腹心女房・敷島で1室、他の女性6人で一室です。
 
「疲れたねぇ」
と雪子は部屋に入ってくるなり言いました。
 
「お疲れ様でした。深夜まで話し合いご苦労様です」
と言って花子の侍女・式部が麦湯を入れて雪子に勧めました。
 
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「あれ?うちの敷島は?」
「長旅の疲れが出て眠そうでしたので、私が代わりました」
と式部が言っています。
 
「ああ、よいよい。あの子は私の代わりに色々簡単な交渉とかもしてもらっていたし、いちばん疲れたろう」
 

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「お話し合いはうまく行きましたか?」
 
「まあ向こうもタヌキだからね。でも私がわざわざここまで来たことには本当に恐れ入っていたよ。帝にというより、私に従うなんて言ってた」
 
「まあよいのではないですか?結果的に同じ事でしょう?」
「私が女だからそこがうまく行く。私が男だったら、帝と私の対立という図が生まれかねない。東宮というのはなまじ権限が大きいから危険なんだよ」
 
「それは過去に多数の皇太子が陥った危険な道ですね」
「そうなのだよ。私はそういう争いごとには興味が無い」
「帝も女御子(ひめみこ)様を信頼しておられると思いますよ」
 

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都府楼の女官が来て、お風呂(蒸し風呂のこと)が使えますが、どうなさいますか?と訊いた。
 
「隣のお付きの方の部屋でも声を掛けたのですが、反応が無くて」
「ああ、みんな疲れたろう」
と雪子は言う。
「私たち3人だけで頂こうか」
「そうですね」
 
この3人であれば、花子の身体の秘密がバレなくて済みます。それで3人でお風呂を頂くことにしました。都府楼の女官には手伝い不要と伝え、花子と式部の2人で雪子の風呂を手伝います。
 
蒸し風呂は充分蒸気が出ていて、そのスチームを浴びると長旅の疲れが溶けていくような感覚がありました。
 
「花子、すまんな。そなたも姫様なのに」
「いえ。私は女御子様の下僕です」
 
雪子の身体を充分洗った後、雪子が許すというので式部は花子の身体も洗ってくれました。最後に式部が自分の身体を洗ってから3人とも風呂殿を出ます。式部と花子で東宮の身体を拭き、式部が花子の身体を拭き、最後に式部は自分の身体を拭きます。
 
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「それ、外れてしまったな」
と雪子が言います。
 
風呂殿の蒸気で股間の偽装に使用した膠(にかわ)が溶けて外れてしまっているのです。風呂の中では身体を洗うのを優先で放置していたのですが、今は布で隠しています。
 
「姫様、私が膠で留めます」
と式部が言いますが
 
「風呂殿を長時間占有してはいけない。部屋に帰ってからにしよう」
と雪子が言うので、そのまま服だけ着て部屋に戻りました。
 

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それで花子と式部で東宮の御髪(おぐし)を拭き、その後式部が花子の髪を拭きます。しかしそんなことをしている内に、式部がうっかりあくびをしてしまいました。
 
「申し訳ありません!」
と言いますが
 
「いや、そなたも疲れたであろう。私たちはもう少し起きているから、そなたは寝なさい」
と雪子が言います。
 
「うん。そうしなさい。御子様のお世話は私がするよ」
と花子も言うので、式部は休むことにして、部屋の隅の方で衾を掛けて横になりました。すぐ寝入ってしまったようです。
 
「御子様、ちょっと失礼して、あそこの処置をしますね」
と花子は言ったのですが、雪子は
 
「それよりも私の夜伽に今夜は『土佐日記』(とさのにき)を読んでよ」
と言いました。
 
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「分かりました。では処置は後で」
 
と言って花子は荷物の中から土佐日記の写本を取り出すと、小さな声で読み始めます。
 
「をとこ(男)もすなるにき(日記)といふものを、をむな(女)もしてみむとてするなり。それのとし(某年)のしはす(師走)のはつかあまりひとひ(21日)のひ(日)のいぬ(戌)のとき(時)にかどで(門出)す。そのよし、いさゝかものにか(書)きつく」
 
「女もすなる懐妊というものを、そなた男もしてみむ、と思わぬか?」
「また、お戯れを」
 
「今あそこ出てるよね?」
「え!?」
 
「僕の愛しい花子ちゃん、僕の子供を産んでよ」
などと言って、雪子は花子に襲いかかりました。
 
「ちょっとおやめ下さい」
「大きな声出さないでよね。人が見たら、花ちゃんが僕を襲っているように見えて、花ちゃん、死刑になるかもよ」
「そんなぁ」
 
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雪子は花子が抵抗できないのをいいことに、自分の下に組み敷き、どんどん服を脱がせていって裸にしてしまいました(いつものパワハラ+セクハラ)。むろん偽装のおっぱいも外されてしまっています。そしてお股の所には女にはあってはいけないものが、偽装前の状態でそのままです。
 
「ふふふ。花子ちゃんのこれで遊びたかったんだよ」
「御子様、**少将ので遊んでおられるのに」
「それ誰にも言わないでよね」
「もちろんです」
「私は普通の男にはあまり興味が無い。女の子が好きなんだよ」
「そうだったんですか!?」
「特に花ちゃんは遊び甲斐のある女の子だ」
「ちょっと待ってください」
 
雪子は花子を組み敷いたまま、女にはあるはずのない器官をいじります。花子は男としては未熟ですし、雪子の前では特に自分の性欲が出ないように抑制しているのですが、この夜は旅疲れもあって“男の反応”をしてしまいました。
 
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「おお、花子ちゃん、男の機能があるんじゃないの?」
「すみません。ちょっと疲れているせいかな」
「僕が処女(おとめ)ではないことは知ってるでしょ?だから気にせずやっちゃおうよ」
「いけません、いけません」
「大きな声を出すと式部が起きるよ」
 
それで雪子は花子のその器官を大きくして自分の中に入れてしまったのです。雪子が腰を動かします。花子は男性機能がひじょうに弱いので、かなり時間が掛かったのですが、雪子は結局思いを遂げてしまいました。
 
花子はこれまで自慰や夢精の経験もなく、これが初めての男性機能発動になりました。なんて気持ちいいんだろうと驚いたのですが、それより事は重大な気がします。それで事が終わった後で、花子は狼狽しています。
 
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「これで万一のことがあったら」
「うん。花子ちゃん、僕の赤ちゃん産んでよね」
「私が産むんですか〜?」
「当然。でも気持ちよかった。普通の男とするより気持ちいい。時々しようよ」
「いけませんったら!」
 
雪子は実はシビアな太宰帥との交渉をした後の緊張感をこれで解くことができたようです。そのまま眠ってしまうので、花子はひとりで頑張って雪子に服を着せてやり、そのあと衾も掛けました。
 
「疲れたぁ!」
と言って、花子はひとりでお股の処置を膠でした後、自分も服を着て(おっぱいもちゃんと着ける)、東宮のそばで添い寝しました。
 

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