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おうちに帰ると、取り敢えず着てみようと言われ、着ていた男物の服をパンツまで全部脱ぎ、女の子のパンティから穿かされる。
「なんかすごく変な気分」
とボクは言った。
「すぐ慣れるわよ」
「ちんちんの形がそのまま出てる」
「明日にはそれ無くなるから、すっきりした形になるから」
やっぱりおちんちん取られちゃうの〜? いやだなあ。でも女の子パンティに盛り上がりがあるのもすごく変な感じがする。
そのあとブラジャーを着けさせられるが、ホックを締め切れない!
「ブラジャーのホックはね、留め金の所を各々指でしっかり持って。そうそう。それで後ろに手を回して指と指がくっつくようにすればいいんだよ」
「あ、できた」
「OKOK。毎日練習しようね」
「うん」
その後、女の子シャツを着るが、これはデザインが少し違うだけで男の子シャツと着る要領は同じだ。でもレースがたっぷり付いているのを見ると、また変な気分になった。
そしてスカートを穿く。
「これ、どちらが前?」
「スカートって実は女の子でもどちらが前か迷うもの多いんだよねー。でもこれはファスナーが左側だと思う」
「ふーん」
それでボクはファスナーの部分が左側になるようにしてスカートを穿き、お母ちゃんに言われてまずホックを留めてからファスナーをあげた。
「歩ける?」
「それって難しいの?」
「歩いてみてごらん」
それでボクは歩こうとしたのだが、いきなり倒れた。足がスカートにぶつかるのである。
「やはりね」
「足がスカートにぶつかっちゃった。もっと小幅で歩かないといけないのかな?」
「女の子はね、膝より下だけを使って歩くようにするんだよ」
「へー!」
それでボクは膝から下だけを動かすようにして歩いてみた。
歩ける!
「へー。女の子ってこうやって歩くのか」
「これも練習しようね」
「うん」
それで最後に上着を着るのだけど、ボタンが留められない!
「これボタンが小さくて、うまく穴に通せないよぉ」
「うん。男の子の服のボタンって大きいからね。でもそれは慣れるしかないよ。頑張って」
「うん」
それでかなり頑張ってボタンを留めた。たった3つ留めるのに10分近くかかった気がした。
「さて、お洋服を着たら、トイレに行く練習しようか」
「トイレって難しいの?」
「うんこする時の要領は男の子も女の子も同じだよ。でも女の子は座っておしっこしないといけないから。お母ちゃんと一緒にトイレ行こう」
それでトイレに行く。パンティは下げないといけないんだろうなと思い、それを下げて便器に座ろうとするが
「スカートの後ろ側に座ってはいけない」
と注意される。
「あ、そうか。それだとスカートの後ろにおしっこかかっちゃうよね」
「そうそう」
それでスカートの裾をいったんめくりあげるようにしてから座り、お母ちゃんに言われて前の方だけは少し戻した。
「あれ〜?どうやっておしっこすればいいんだろう?」
「うんこする時と似てるけど、後ろは出ないように筋肉を引き締めて。前の方の筋肉だけ緩めて」
と言われるので、そんな感じにしてみると、何とか出てくれた。
「出た出た。こんな感覚、初めて」
「うん。でも明日からはこういうおしっこのしかたしかできなくなるからね」
「うん」
と答えながらも、やはりボクのおちんちん切るの確定なの〜?などと思う。
その後、今度は女の子はお料理を覚えなきゃと言われる。
それで買物に行くことになるが、女の子の服のままで行こうと言われた。
「え〜?この格好で出かけるの?」
「だってあんた明日手術が終わった後は、ずっとそういう格好になるんだから」
それでお母ちゃんに連れられてスカートを穿いたまま出かけるが、恥ずかしい!
恥ずかしいからつい膝から下だけで歩くというのを忘れて転びそうになった。バス停まで行くが、近所のおばちゃんから
「あら、ユウキ君、なんで女の子みたいな格好してるの?」
などと言われる。
「この子、明日女の子になることになったんですよ。それで今日は練習なんです」
とお母ちゃんが言う。
「あら、あなたは可愛いから早く女の子になればいいのにと思ってたよ」
とおばちゃんは言う。
「そうですね。小学校にあがるくらいの頃に手術してても良かったかも」
「うんうん。あんた可愛い女の子になりそうだもん。うちのカズにも言ってるんですけどね。あんた来年高校生になるというのに、まだおちんちん付けてるなんて信じられない。そんな子いないわよ。ふつう、おちんちんなんて、小学校の3−4年で取っちゃうでしょう。おちんちんが付いてたら、身体検査の時にパンティーが変に膨らんでいて恥ずかしいじゃん。早く取っちゃおうよ、といつも言ってるんですよ」
「あら、そちらのカズちゃんはまだ女の子になってないんですか?」
「そうなんですよ。ボクはおちんちん無くしたくないとか言って抵抗してるから、そのうち、眠り薬飲ませて、寝ている間に病院に運び込んで手術しちゃおうかともうちの父ちゃんとは話しているんですけどね。ルイもミカも小学4年生でおちんちん取って女の子になったのに、あの子だけいまだにおちんちんつけてるんですよねー」
「ルイちゃんは何かのついでに手術したんでしたよね?」
「そうそう。あの子、小学4年生の時に盲腸の手術したから、盲腸を取るついでにおちんちんも取ってもらったんですよ。本人は目が覚めたらお腹だけじゃなくてお股にも包帯が巻いてあって、それでおちんちんが無くなってるからびっくりしてましたけどね」
「そういうのもいいですよね。何度も手術受けるとその度に痛いし」
「ですです。小学4−5年生で何かの手術を受ける男の子はその時ついでにおちんちんも除去して女の子にしてもらうケース多いらしいですよ」
わあ、おちんちん切る手術ってやはり痛いのかなあ、とボクは憂鬱な気分になった。
「ミカちゃんは自分で言い出したんでしょ?」
「そうそう。『ボク女の子になりたい。お母ちゃんお願い、手術受けさせて。おちんちん邪魔だから、取っちゃいたいの』と小学3年生の3学期に言ったんですよ」
「へー」
「4年生の夏休みに友だちと一緒に温泉に行こうと約束したらしいんですよ。それで自分だけ男湯には入りたくないから、女湯に入れるようにおちんちん取りたかったみたい」
「なるほどー。おちんちん付いてたら女湯に入る時に不便ですよね」
「ほんとにおちんちん要らないの?と訊くと『うん』と言うから、それならもう手術して取っちゃおう。代わりに割れ目ちゃんとヴァギナを作って女の子の身体にしてあげるね、と言ったら嬉しそうに『うん、お母ちゃんお願い』と言うから春休みに病院に連れて行って、おちんちん取って女の子にしてあげたんですよ。だからあの子は4年生の1学期から女の子として学校に行くようになったんです」
「そうやって自分で言い出してくれる子は楽で良いですね」
「ほんとですねー」
やがてバスが来る。乗る時は整理券を取らなければならない。ボクはいつものように青い整理券を取ろうとしたら「違う」とお母ちゃんから言われる。
「あんたは女の子なんだから、赤い整理券」
と言う。
「えー?それ明日からでは?」
「今は女の子練習中だから赤でいいのよ」
それでボクは赤い整理券を1枚取った。
男の子と女の子で別に料金が変わる訳ではないのだが、乗客の統計のために男女で整理券の色が別れているのである。
「明日からは間違えずに赤を取るんだよ」
「うん。でも学校に行く時は?」
「学校に行く時は男の子の格好で行くから青を取る。でも帰りは女の子の格好で帰るから赤を取る」
「分かった」
それでスーパーに行ってお母ちゃんと一緒に買い物をしたが、御飯作りなんてしたことがなかったので、どんな材料を使うのかも分からず初めて見た丸ごとの大根に
「えー?こんなのがおでんに入ってるの?」
などと言って、若干お母ちゃんから呆れられていたようだった。
「あんたはもっと小さい頃から買物とかにも連れてきて、料理とかも教えておけば良かったね」
などと言われた。
それで家に帰ってから、お米を研ぐのをやらされ、大根とかお肉とかを切るのもやらされたが、最初は包丁を使うのが怖い感じだった。
「毎日やらせるから少しずつ覚えていこうね」
「うん」
長いウィンナーを切っている時、なんか変な気分になる。
「どうかしたの?」
「うん。おちんちん切るのも、こんな感じで切るのかなあとか思っちゃって」
「まあ肉を切るという意味では同じようなものかもね」
「わあ」
「たまに病院に行かずに自分でおちんちん包丁で切っちゃう人もいるらしいよ」
「え〜?痛そう」
「すぐ病院に駆け込まないと命に関わるよ」
「だよね?」
「でも小学生の内はおちんちん切るのは親が同意すればいつでもできるけど、親が同意してくれない場合とか、中学生以上になってしまった場合は手続きが大変だし、裁判所の許可を得てから手術しないといけないから絶望してそんなことしちゃう人もいるみたい。自分で切っちゃえばその後は病院で女の子の形にしてくれるからね。本当の女になるにはあらためて許可を取る必要があるけど」
「きゃー」
「まああんたも小学生のうちにおちんちんを切ることができて良かったと思うよ」
しかし初めての夕飯作りは結構楽しかった。ああ、こんなに楽しいなら女の子になっちゃってもいいかなとボクは初めてちらりと思った。
やがてお父ちゃんが帰ってくる。
「なんでユウキ、女の子みたいな格好してるの?」
とお父ちゃんが訊く。
「この子、明日おちんちんを切ることになったんですよ。これ学校からもらった書類」
と言ってお母ちゃんが書類をお父ちゃんに見せる。
「へー。まあいいんじゃないの? むしろお前、ちゃんと男になれるか俺は不安だったぞ」
などとお父ちゃんは言う。
「腕とかも細いし、運動は苦手みたいだし、ちんこは小さいし」
などとお父ちゃん。
「ああ、やはり小さい?」
「うん。このくらいの男の子なら、ちんこは14-15cmは無いといけない。でもこいつのはまだ8-9cmくらいしか無いんだよ」
「あら随分小さかったのね。私、ちんちんのサイズなんて分からないから」
それでお父ちゃんは学校からもらった書類のいちばん下の
「ユウキの陰茎を切断し尿道を短縮する手術をすることに同意します」
という文章の下に署名と捺印をした。これでボクのおちんちんは本当に明日切られてしまうことになった。えーん。お父ちゃんが反対してくれることにちょっとだけ期待していたのにとボクは思った。
おちんちん切られるの、やっぱり嫌だよぉ。
ボクはちょっと泣きたい気分だった。
「じゃお父ちゃんと一緒にお風呂に入れるの最後になるから一緒に入ろう」
とお父ちゃんから言われて、ボクはお風呂に入った。
「明日からはお母ちゃんと一緒に入れよ」
「うん」
「へー。もう女の子の下着とかつけてるのか」
「練習だって言われて。なんか変な気分」
パンティにおちんちんの盛り上がりがあるのを見て、お父ちゃんが触る。
「まあ女の子パンティにおちんちんの形があるのは変だよな。まあスパっとちんこ切られて来い」
とお父ちゃん。
「やっぱり切らないとダメ?」
「切りたくないの?」
「できたら切られたくない」
「うーん。そうだなあ」
とお父ちゃんは考えている。とりあえず2人で一緒に浴室に入る。
お父ちゃんのおちんちんは凄く大きい。
「これが男のちんちんだぞ。お前のちんちんは小さいだろ?」
とお父ちゃんは言う。
「どうしたらそんなに大きくなるの?」
「毎日オナニーしてれば大きくなる」
「そのオナニーってよく分からない」
「まあ今から男のオナニーを覚える必要はない。明日女になったら女のオナニーを覚えればいい」