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■機種変更(3)

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私は少し考えていて、やはり誰かに習うべきだと思った。しかし誰に?
 
会社の同僚の女性の顔を思い浮かべていく。微妙だなあ。。。と考えていた時、ふとひとりの女性のことに思い至った。
 
その週の木曜日、会社が終わってから私は毎週行っているピアノ教室に顔を出した。レッスンが終わってから、一緒に練習をしていた同年代の女性、梨本さんに折り入って頼みがあると持ちかけた。彼女とは待ち時間などにけっこう話をしているので少し話しやすい気がした。
 
じゃ、1階のカフェで少し話そうかということになり、お店に入る、少し世間話などしたあとで、私はお化粧を覚えたいから教えてもらえないかと切り出す。彼女は大笑いした。
「何何?橋山君、女装でもするの?」
「うん。こないだから、ちょっとハマっちゃって。今スカート3着持ってる」
「へー。橋山君、ソフトな雰囲気だから女装も似合うかもね。今道具持ってる?」
「うん」
「じゃ、カラオケ屋さんにでも行こうか」
 
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彼女と一緒に表通りにある全国チェーンのカラオケ屋さんに入る。
「でも背広姿でお化粧してもね・・・・女物の服とかも持ってる?」
「一応持ってきた」
「じゃ、着替えてみよう」
 
私はちょっと恥ずかしい気もしたが、確かに背広のままお化粧というのも変なので、着替えることにした。
「ちょっと、橋山君、おっぱいあるの?」
「こないだ機種変更した」
「わあ、あれやったんだ!私の友達でもBカップのおっぱいをEカップに機種変更した子いるよ」
 
私はここで声も女声に切り替える。
「こないだ美容室に行ってしてもらったの」
女声に切り替えたのと同時にことばの調子も女言葉に切り替える。
「あ、声も機種変更したんだ!」
「うん」
「あ、そういえば橋山君、喉仏無いね」
「うん。あれは別になくてもいい気がしたし」
 
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「え?橋山君、女の子ショーツなのはいいとして、膨らみがないけど・・・」
「えへへ。極小タイプのおちんちんに機種変更しちゃった。実は発端はそれなんだ。長さ0.5cmっての。割れ目ちゃん付き」
「見せて」
「ここではちょっと」
「じゃ、このあとホテルに行かない?」
「え、そんなとこ行っていいの?」
「だって橋山君、その身体なら女の子とHとかできないでしょ?」
「うん」
私は頷いた。
 
取り敢えず私はブラウスにスカート、薄手のカーディガンという装いにし、靴もパンプスに履き替えた。髪型も無理矢理整髪剤で固めていたのを手でほぐして前髪を垂らす。これでぐっと女っぽい雰囲気になる。
「あ、可愛い髪型にしてたんだ!」
と言われた。そして梨本さんにお化粧の仕方を教えてもらう。最初は説明を受けながら全部してもらった。けっこう大変で一度には覚えきれない。でも女の人って毎日こんな面倒なことしてたのか!と今更ながら思う。
 
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「よし、いったんクレンジングで落としてから自分でやってみよう」
「うん」
私は梨本さんにしてもらったお化粧をいったん落とすと、今度は自分でやってみた。そこは違うとか、そこはこういう感じでとか色々指導を受ける。さっき全部してもらった時に比べるとかなり落ちるが、こないだから自分でやってみていたのに比べると凄く良いできだ。
「うん。覚えが早いよ。こんな感じで毎日練習してるとうまくなるよ」
「ありがとう」
 
私達はそのあと居酒屋に入り、少し食事をしてからホテルに行くことにした。彼女はビールを飲んで少し上機嫌になっている。会話はとても弾んだ。私は彼女とこんなに話が合うのかと少し驚きながら、様々なトークで盛り上がった。私もビールを2杯飲んだ。
 
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「橋山君とこんなに話が合うとは思ってなかった」
などと彼女も言っていた。
 
タクシーで町の外れにあるファッションホテルに入った。こんな所に来るのは初めてだ。
「じゃ、脱いでみてよ」
「うん」
私は素直に服を脱いで裸になった。
 
「すごい。完璧な女体じゃん」
「自分でこの身体に欲情しちゃうの。今もちょっと興奮してる」
「興奮したら、自分でしちゃうの?」
「うん。これ超小型だけど、ちゃんとおちんちんだからオナニーして射精できるんだよ」
「オナニーって、どうやってするわけ?」
「女の子と同じやり方」
「へー。やってみせてよ。今欲情してるんでしょ」
「梨本さんの前で?」
「見られてたら、よけい興奮しない?」
私はこくりと頷いた。
 
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ベッドに横になり、私は自分で割れ目ちゃんの中の極小おちんちんをぐりぐりと刺激した。梨本さんは興味深そうに見ている。5分くらいで到達し、精液が放出される。梨本さんは「へー」といった感じの顔をしている。
 
「自分の身体に自分で興奮できるって、ある意味便利ね。梨本君って、もしかしてナルシスト?」
「そうかもという気はする」
「この身体じゃ、女の子とセックスできないもんね。男の子とはセックスできるの?」
「ヴァギナは付いてないからできないよ。そもそも男の子とセックスなんて、やだ」
「ふーん。ホモっ気は無いのか」
「無い無い」
「梨本君、恋愛対象は女の子なの?」
「うん。だからこの女の子のボディに自分で欲情しちゃう」
「なるほど」
 
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「ね、私の身体にも欲情する?」
梨本さんはそんなことを言うと、服を脱ぎだした。全部脱いでしまう。
「きれい・・・・」
「ありがと。やってみたい?」
「でも僕のおちんちんじゃ、やれない」
「あはは、可哀想。でもレズならできるね」
「それやると、僕射精しちゃうから、それが梨本さんのに付着して妊娠させてしまう可能性がある」
「そっか」
「もしよかったら、また今度一緒にホテルに来ない?避妊具用意しておく」
「避妊具?」
「この極小おちんちんにかぶせて精液が外に漏れないようにするのがあるんだ」
「なるほどね。それ付けたら、してもいいよ」
「じゃ今度」
 
「でもさ、橋山君、この身体で社会生活に支障をきたしてない?」
「今の所、特に問題ないけど」
「トイレとかどうしてるの?」
「個室だよ」
「そうだよね。このおちんちんじゃ立ってできないよね。でもどうしてこういう身体に改造しちゃったの?」
 
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私は発端は、おちんちんの機種変更って面白そうと思って試しにしてみて、その時思いっきり小さいのがいいと言ったら、こんなのにされちゃったということを語った。梨本さんは大笑いしている。それで来月旅行に行くので、このままではお風呂に入れないと思って、でもこの小さなおちんちんに慣れちゃって気に入っているから大きいのには戻したくない気がして、それならいっそおっぱいの機種変更して大きくしちゃえと思ったということを話す。
 
「なに〜?じゃ女湯に入るつもり?」
「だめ?」
「女の子の身体見て興奮するような人を女湯に入れたくないな」
「うーん。それを言われると辛い」
「ほとんど痴漢。いや痴漢そのものじゃん」
「そこまでは考えなかったけど。私、単純にお風呂で汗を流したいだけで。別に女の子の裸を見たいから女湯に入りたいわけじゃないよ」
 
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「ふーん。。。。よし。じゃ、私が監視役で付いていく」
「えー?」
「お化粧も私がしてあげるよ」
「あ、それ安心かも知れない」
 
私は妹に電話して旅行に友人と一緒に行きたいから、もう1枚チケット追加して欲しいということと、追加料金出していいからふたりで1室独占させて欲しいということを言った。
「じゃ追加するから名前教えて」
「梨本真由。27歳」
「え?女の人だったんだ」
「うん。まあね」
「了解。へー、女の人ね」
「いや、変な関係じゃないから」
「うんうん。詮索しないよ。頑張ってね」
妹は楽しそうに言って電話を切った。
 
「参ったな。恋人と思われたな」私は女声に戻す。
「まあ、ふつう思うよね。というか恋人でもない人と男女で一緒にという方がむしろ変だけど」
「梨本さん、彼氏はいないの?誤解させたら悪いなと思って」
「大丈夫。そういう人はいないから。たださ、橋山君」
「うん」
「万一、私が橋山君の子、妊娠しちゃうようなことあったら結婚してよ」
「もちろん」
「今の身体のままでも構わないから」
「そう?助かる。けっこう今の身体気に入ってて」
 
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その日は結局ずっとふたりで裸のまま、ベッドに腰掛けて会話を楽しんだ。終電が終わる前にタクシーで町中に戻り、駅で別れた。
 
私はすぐにこの極小おちんちん用の避妊具を取り寄せた。そして翌週のピアノのレッスンの後、また居酒屋でビールを飲みながら食事をし、今度はカラオケには行かずにホテルに直行した。
 
「へー。これが極小おちんちん用のコンちゃんなんだ」
「1回試してみた。吸着方式なんだ」
私はそれを割れ目ちゃんの中にある、極小おちんちんの上にかぶせると、端にある小さなスイッチを押した。中の空気が排出されてぴたっと肌にくっつく。吸盤のような感じで、そのままでは引っ張っても外れない。
 
「最初粘着式だったらしいけど、粘着が完全じゃなくて漏れたり性行為中に外れたりすることもあったんだって。それで吸着式に改良されたらしい」
「そんな機構つけると、高くならない?」
「そうでもないよ。1個200円、10個入りが2000円だもん。ふつうのコンドームで、それより高いのもあるよ」
「へー。私コンドームって自分では買ったことないから知らなかった」
「避妊してなかったの?」
「当然こういうのは男に買わせる」
「なるほど」
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