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■ブルーアーマーよ永久(とわ)に(1)

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(C)Eriko Kawaguchi 2015-09-05
 
僕はエイコと幼なじみだった。元々家が隣同士で顔はよく知っていたものの、男の子と女の子が一緒に遊ぶことはあまり無いので、そんなに親しかった訳ではなかった。それがある時、幼稚園にも入る前だと思うが、僕が犬に襲われて泣いていたのを、彼女か棒を振り回して追い払ってくれたのがきっかけで急速に仲良くなったのである。
 
その話をすると
 
「女に助けられるなんて情けない。お前男やめたら?」
なんて友だちにからかわれていた。
 
でも僕はそもそも動物が苦手で、猫に触るのも怖がる性格だった。そういう僕を見て、母は
「あんた、いっそのこと病院に行って女の子にしてもらう?」
 
と言っていたが、僕は実はエイコのことが好きで、将来エイコと結婚できたらなどと幼心に思っていたので、
 
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「ううん。僕、男の子のままで居たい」
と答えていた。
 

小さい子供の常で、僕とエイコは幼い頃はけっこう危ない遊びもしていた。お医者さんごっこをしたのも幼稚園の年少の頃だと思う。
 
「先生、かぜ引いたみたいです」
と僕が言うと
「あら、たいへんですね。診察しますから、パンツぬいでください」
 
とエイコは言い、僕のズボンとパンツを脱がせると、おちんちんにおもちゃの聴診器を当て
 
「あら、たいへん。こんなに大きくなっているのは病気です。注射しましょう」
と言って、おもちゃの注射器の先を僕のおちんちんの穴に入れて注射器を押したりしていた。
 
「痛いよぉ」
「注射は痛いものです。我慢しなさい」
とエイコは言っていた。
 
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僕がお医者さんでエイコが患者の時もあった。
 
「診察します。パンツをぬいで下さい」
「はい、先生」
と言って、エイコはスカートをめくってパンティをさげる。そして僕は何の疑問も抱かずに、エイコのおちんちんに触ると、
 
「おや。さわっても大きくなりません。これは病気です。注射しましょう」
 
と言って、僕はエイコのおちんちんの先におもちゃの注射器を差して、注射をするまねをした。僕はおちんちんに注射されるといつも痛くて泣きさけんでいたが、エイコはおちんちんに注射されても、痛いのを我慢していたようだった。 

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そんな時代から5−6年がすぎ、僕たちはもう小学校の高学年になっていた。僕たちはこの頃から、性教育を受ける。男と女の身体の違いも学ぶので、男はおちんちんがあって、女はおちんちんが無いものだというのもしっかり習う。 
ただそういう話を先生がしても、何か「かんじんのこと」は教えられていない気がしていた。
 
エイコはとっても美人に育ったし頭もいいので男子たちに人気が高い。一方僕はグズだとかヒヨワだとか言われて、最低の男子とみなされていた。学校の成績も悪い。ほとんど2か3だ。特に男子では重視される体育がいつも最低の1で、いつも先生から
 
「お前、こんなに体育の成績が悪いと、男子成人テストに通らないぞ」
などと言われていた。
 
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男子も女子も16歳になったら成人テストを受けなければならない。それに合格してはじめて成人男子・成人女子とみなされる。
 
男子でいちばん大切なのは体育だ。体育の試験で60点以上を取らないと、他の科目が優秀でも落とされる。落とされると、男子強化学校という所に強制収容されて、一切外に出られないまま、何だか物凄い強化訓練がおこなわれるらしい。そして半年単位で再度成人テストを受けさせられ、合格するまで一生そこから出られない。
 
女子の場合、美人審査・才媛審査、そして僕たちは内容を知らなかったが「せいこう審査」というものがあるらしい。この3つの中のどれかでパスすれば成人女子になることができる。エイコは美人だし頭がいいので、美人審査でも才媛審査でも、どちらを選択しても合格できるだろう。
 
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女子の場合は成人女子になることができなかったら、半成人女子という資格でいちおう不合格のまま社会人になることも可能である。そして半成人になった人は給料が成人女子の半分しかもらえないので、多くの子がフィニッシング・スクールという所に入り、仕事をしながら女子力を磨くことになる。そして多くの子が2年以内には再試験で合格して、成人女子に昇格する。
 
また半成人女子でも、成人男子と結婚すると、自動的に成人女子になる。それでフィニッシング・スクールに通わずに結婚を目指して、てっとり早くおとなの資格を取ってしまう子も居るようである。
 

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ところで、その頃、僕は幼い頃の記憶に疑問があった。
 
幼稚園の頃、エイコと色々な遊びをしていて、僕はエイコのおちんちんを触っていた気がするのである。ふたりで並んで立ちションなどした記憶などもある。 
でもエイコは女の子だ。
 
女の子におちんちんがある訳がないので、何かの記憶の混乱か、夢か何かで見た内容が記憶に混入しているのかな、などと僕は思っていた。
 
ある時、僕は母に尋ねた。
 
「女の子にはおちんちん無いよね?」
 
母は吹き出した。
 
「女の子におちんちんあったら大変じゃん」
「だよねー」
「おちんちんなんかあったら、赤ちゃん産むのにも邪魔だし」
「赤ちゃん産むのに?」
 
「赤ちゃん産む時は、女の子のお股に空いているヴァギナという穴から産むんだよ。だからそこにおちんちんがあったら邪魔なの」
 
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「知らなかった! 女の子にはそういう穴があるのか」
「じゃどこから産むと思ってたのさ?」
「よく分からないと思ってた」
「あんたも私のヴァギナから出てきたんだよ」
「すごーい。じゃエイコちゃんにも、ヴァギナがあるのかな」
「あたりまえじゃん。女の子なんだもん」
「おちんちんは無いんだよね?」
 
「私、エイコちゃんと一緒にお風呂入ったことあるよ。町内会の旅行で。その時、エイコちゃんにはおちんちん無かったよ」
 
「そっかー」
 

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しかし間もなく、僕は今までおとなたちが教えてくれていなかったことのひとつを知ることになる。
 
クラスで、僕と同様に、いつも体育の成績が1で、
「お前なんか男やめちまえ」
 
なんて先生からまで言われていた、カズシ君という子がいた。その子がある日突然スカートを穿いて登校してきたのである。
 
「カズシ君? どうしたの?」
 
小学校に入る前なら自由な服装をしていいが、小学生以上は男子は黒いズボン、女子は赤いスカートを穿くのがルールである。
 
カズシ君も昨日までは黒いズボンを穿いて登校してきていた。ところが今日、彼は女の子が穿くような赤いスカートを穿いて登校してきたのだ。
 
「わたしね。男の子として成人するのは無理だから、女の子になりなさいとお母さんから言われて。それで昨日、病院に行って手術してもらって、おちんちん取って、女の子になったの」
 
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「え〜〜!?」
 
すると事情を知っている風のトモミが言う。
 
「10歳にもなって性別を変更するのは珍しいね」
 
ユイカも言う。
「普通は2歳くらいまでに性別は決めて、遅い子でも小学校にあがる前に性別変更するからね」
 
すると男子の中には事情を知らない子が多いみたいで質問が入る。
 
「男か女かってのは変更できるんだっけ?」
 
「ヤプー国の法律では12歳未満であれば変更できる」
「ただ6歳未満で性別は確定させることが望ましいと医学的には言われている」
 
「その後で変更すると精神的に中途半端になってしまう場合があるんだよ。でもカズシちゃんの場合、この子、いっそ女の子になった方がいいのにと私も思ってたよ」
 
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とトモミは言う。
 

「手術ってどんなことするの?」
 
「男から女に変える場合も、女から男に変える場合も、事前に万能細胞を使って、目的の性別になるための生殖器を培養する。男から女になる場合は、卵巣・子宮・膣などを作る。女から男になる場合は、陰茎・睾丸などを作る。それで組織ができた所で手術する。男から女にする場合は、陰茎と睾丸を除去して、前立腺も大半を除去して小さくする。そして卵巣・子宮・膣を埋め込む。陰茎の一部は再利用して陰核にする。陰嚢は大陰唇に改造する。女から男にする場合は、卵巣と子宮を除去して膣口は閉じた上で、陰茎を身体にくっつけて、大陰唇を陰嚢に改造して、中に睾丸を入れる。陰核の神経を陰茎につなぐ」
 
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「あと既におっぱいが大きくなっている女を男にする場合は、おっぱいの脂肪を除去して胸を平らにする手術が必要。既にのど仏が出ていたり肩が張ったりしている男を女にする場合はそののど仏や肩の張りを削る手術も必要」
 
「うん。だから男性的な身体、女性的な身体になる前に手術した方がいいんだよね」
「ただし性器の培養に時間が必要だから、手術の準備に半年かかる」
 
するとカズシが言う。
「私のお母ちゃん、私が男になるのは無理だと思って、ひそかに万能細胞を作って女性器を育てていたんだって。それで昨日学校から帰ったら、今から女の子になる手術を受けてもらうからと言われてびっくりした」
 
「いやじゃなかった?」
「いやだ、いやだ、女の子になんかなりたくないって泣いたけど、お前今のままじゃ一生男子強化施設から出られないよと言われて、諦めた。手術は部分麻酔だからおちんちんが切られる所見てたけど、お医者さんがおちんちんをはさみで切って、ゴミ箱に捨てちゃった時は悲しかったよ」
 
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「でもカズシちゃん、女の子としてもやっていけると思う。名前はどうすんの?」
「カズエになることになった」
 
「可愛いじゃん」
「じゃ、カズエちゃんよろしくね」
「うん」
「今日から体育の時の着替えは私たちと一緒だよ」
「なんかはずかしいー」
「でも女の子の身体になっちゃったら、もう男の子と一緒には着替えられないもん」
「トイレも女子トイレに行こうね」
「昨日手術のあと、練習といわれて看護婦さんに連れられて女子トイレに入って座っておしっこしたけど、すごく変な気分だった」
 
「すぐ慣れるよ」
 

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その日の晩、ちょうど回覧板を持って行く用事があったので、いつもは母が持って行くのだが、この日は「僕が持って行く」と言って、回覧板をエイコの家に持って行った。
 
「こんばんは。回覧板です」
と声を掛けると、エイコが出てきた。
 
「ヒロシ、何か私に聞きたいような顔してる」
と彼女が言うので、僕は
「うん」
と答えた。
 
「ちょっとあがりなよ。私のお部屋でお話しない?」
 
それで僕は母に、学校で分からなかったことをエイコに教えてもらうから少し遅くなると電話して、エイコの部屋に一緒に入った。エイコのご両親やお姉さんたちと顔なじみなので歓迎してくれた。
 

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「学校の性教育ってほんっとに大事なことは何も教えてくれないよね」
とエイコは言う。
 
「赤ちゃんがどうやってできるか知ってる?」
「え?男の人と女の人が結婚したらできるんでしょ?」
 
「結婚したからと言って、自然にできる訳ないじゃん。性交をするからできるんだよ」
「せいこうって?」
 
「男の子がおちんちんを大きくして、女の子のヴァギナに入れるんだよ」
「嘘!? だっておちんちんっておしっこ出すものなのに。そんなのを入れても大丈夫なの?」
 
「おちんちん揉むと気持ちいいでしょ?」
「うん」
「女の子もヴァギナに入れられると気持ちいいの。だからお互い気持ちよくなるようにするんだよ。好きな人の身体なら、おしっこする所であっても平気だよ」
 
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「あ、好きな人ならいいかもという気がする」
「ね?」
 
と言ってからエイコは言う。
「私とヒロシも性交してみる?」
 
僕は少し考えた。
 
「だめだよ。まだ成人にもなってないのに赤ちゃん作ったら」
「成人にならなくても15歳になったら赤ちゃん作っていいんだよ。そして赤ちゃん作ったら、どちらも成人男子・成人女子と認められるの」
 
「え?」
「ヒロシ、私と赤ちゃん作ろうよ。そしたらヒロシも成人男子になれる」
「わぁ」
 
「まあ15歳になってからの方がいいかな」
「でも15歳って微妙だね」
「そう16歳になったら成人テストを受けないといけないから。ヒロシ、間違い無く落とされるよ」
「う・・・・」
 
「それともヒロシ、カズエちゃんみたいに女の子になっちゃう?」
 
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「実はお母ちゃんから、あんたいっそ女の子になる気無い?って時々言われる」
「お母ちゃんも心配だよね」
「でも僕、エイコちゃんのこと好きだから。エイコちゃんと結婚したい。だから男の子のままでいたい」
 
エイコは何だか凄く嬉しそうな顔をしていた。僕は今自分が愛の告白をしたなどという意識が全く無かったので、エイコがなぜ嬉しがっているのか分からなかった。 
「だったら体育ほんとに頑張るか、それとも15歳になったら私と性交して赤ちゃん作っちゃうか」
 
「僕、体育頑張る」
「うん。それでもいいと思うよ」
とエイコは微笑んで言った。
 

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