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■ジョイの診察室・膿が出るので(1)
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カインドリー・ジョイはその日最初の患者を診察室に入れた。
小学6年生の男の子と母親であった。
かなりの美少年である。女の子にしてあげたいくらいだ。
「この子のおちんちん、どこか悪い所があるみたいで、よく膿が出るらしいんです。診てもらえませんか」
と母親が言う。
「どれどれ」
と言って、ズボンとパンツを脱がせて診断する。
「どこから膿が出るの?」
「おしっこが出る所です」
「どうやってら膿が出るの?」
「時々変な気持ちになって、おちんちんを凄く触りたくなるんです。それでその内、おちんちんが大きくなってきて、するとそれを掴んで往復させたくなるんです。それをやっているとその内白い膿が出てきて、おちんちんは小さくなります」
「それは虫に刺された所を掻いてしまうのと同様のパターンですね。変な気分にならないように、病巣を取ってしまいましょうか?」
「お願いします」
それでジョイは少年を手術室に運び入れ、部分麻酔を掛けて、おちんちんの後ろに付いている袋の中から、卵形の物体を2個摘出する。
「それが病巣ですか?」
「そうです。これが付いていると、無性におちんちんを触りたくなるんです。このままにしておくと、身体中にたくさん毛が生えてきたり、喉に突起ができたり、更に声も変になってしまいますよ。もう除去したから大丈夫です」
「よかった。これで安心ね」
と母親は言った。
それで少年はその後は、おちんちんを触りたくなることもなくなり、膿が出てくることもなくなった。また毛が生えてきたり、声が変になったりすることもなくソプラノボイスのままであったし、顔も女の子のように美しいままであった。
「凄く調子いいです」
と言って、少年は喜んでいた。彼は美少年として中学や高校に進学しても女の子たちに人気で、しばしば女装させられていたようである。そして女の子たちから
「いっそ、おちんちん取って女の子になっちゃいなよ」
などと言われて、どうしよう?と悩んでいたようである。
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■ジョイの診察室・膿が出るので(1)