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■ジョイの診察室・突発性消滅(1)

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ジョイは雑誌の要請に応じて、最近話題になっている夜間突発性陰茎消滅症について寄稿した。
 
最近、世界各地で、思春期の男の子の陰茎が突然消滅するという病気が流行しています。寝る前までちゃんと陰茎があったのに、朝起きてみると無くなっているというものです。
 
そのままにしておくと、おしっこができずに尿毒症になってしまいますので、緊急に病院で手術して尿道口を設置する必要がありますが、単に設置しただけでは、その部分が下着ですれて痛いので、保護するために女性の陰唇と同様のものを形成し、その中に尿道口を設置する方式が良いという報告があがっています。
 
症状が出た場合、ただちにまず尿道口だけを設置し、後日、陰唇の形成をするという医師も多いようです。なお、陰嚢は排尿の邪魔になるので除去します。睾丸は希望により一緒に除去するか、あるいは腹孔内に埋め込みます。
 
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アメリカで治療を担当した医師たちが集まって情報交換をし、現在この病気に、夜間突発性陰茎消滅症(Penis Extinction in NIght Sudden -PENIS)という名前を付けて研究しています。伝染性があると見られ、ドイツではひとつの村の10〜11歳の男の子全員の陰茎が消滅する騒ぎもありました。伝染には年齢の限度があるようで、現在報告されている範囲では、発症した最少年齢が9歳、最高年齢が12歳です。
 
なお陰茎が消滅した男の子たちは立っておしっこができないのでこの病気のはやった学校では緊急に男子トイレに個室を増設したりいっそ小便器を廃止したり、中には女子トイレと合体させてしまったところもあります。また希望する生徒にはスカートの着用も認め、中にはいっそ女の子になりたいとして名前を女性的に改名する生徒も出ているとのことです。
 
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■ジョイの診察室・突発性消滅(1)

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