■週末の過ごし方(2)

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「お風呂の中でもっとよく見ようね」彼女はそういうと私を誘って浴室の中に入り、金曜日と同じように私を丁寧に洗ってくれた。そして、やがて洗う手が私の股間の所に来る。「あ」私は思わず声をあげてしまった。本当は麻酔がまだ効いているので、あまり感触はないのだが。それでもその付近は敏感だ。彼女は小さな鏡を下に敷いて、よく見るように言った。そこに映っているのは完璧に女性の股間だ。ただ毛は剃ってしまったから今はパイパンの状態だが。「陰毛はすぐに生えそろうから、それまでは公衆浴場とかには行かないほうがいいかも」「うん」女同士になってしまったせいか、彼女の口調が少し友達口調だ。しかし今の私はそれがまさに女の仲間にしてもらえたという感じで、なんだか嬉しかった。

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お風呂からあがるとまた彼女がきれいに柔らかいバスタオルで私の身体を拭いてくれる。そしてバスローブに身を包んで連れられていった先は金曜日には入らなかった部屋でたくさんの洋服が懸かっている。彼女は最初にタンスから真新しいブラジャーとパンティー、キャミソールを手渡した。私は少しはにかみながらそれを身につけていく。パンティーを履くと、股間のすっきりした形がきれいに収まり、とてもセクシーな感じがして、自分の股間に自分で感じてしまった。しかし感じても今はもう立つものは無い。もしかしたらあの付近が少し濡れているかもという気がした。

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大きくなったバストがきれいにEカップのブラジャーにおさまる。ブラジャーを付けてない状態では歩くときに少しバストが揺れすぎて痛い感じだったのだが、ブラジャーで固定すると安定して快感だ。その上にキャミソールを付けた。鏡に映してみると、なかなかいい感じである。私はまたドキドキした。
「上に着る服はどれでも好きなのを選んでくださいね」と彼女が言う。私は何着か試着してみてから、結局ごくごく無難なポロシャツと膝丈のスカートを選んだ。靴はあまりヒールの高くないパンプスにした。「欲しい服は自分で持てる範囲で持ち帰って構いませんから」というので、スカートスーツやワンピースなどいくつかと、靴も2つ選んで彼女が渡してくれたバッグに入れた。「欲がないですね。先週来た方はバッグ3個にぎゅうぎゅう詰めて持ち帰りましたよ」「私あまり腕力無いから」なぜか自然と女言葉が出た。女物の服を着たことで、自分の中に女性としての意識が強くなってきている。
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「お腹空きません?食事にしましょうか」「ええ」私は女らしい笑みで応じて彼女の後につづいて、居間へ行った。少し歓談していた所に金曜日に彼女といっしょに私を迎えてくれた少女が入ってきた。「おはよう、お姉ちゃん」。金曜日に私をパパと呼んだその子は今日は何の疑問もないように私を姉扱いする。「妹」は食事の間中、お化粧やファッションのこと、ボーイフレンドのことなどをたくさん楽しげに話した。

食事が終わると少女はボーイフレンドとデートだからといって部屋を出ていった。私はお茶を飲んだ後でトイレに連れて行かれた。金曜日には紳士用に入ったのだが今日はもう婦人用に入る。私は「たぶん一人で出来ます」と言って付き添いを断って一人だけでトイレの中に籠もり、スカートの中のパンティをさげて便器に腰掛けた。ゆっくりとその付近の筋肉をゆるめる。出てきた。飛び散ることもない。すごく上手に作ってあるんだなと感激した。出終わったらティッシュで拭いた上に、備え付けの消毒液を染みこませたガーゼで再度丁寧にその付近を拭く。傷が完全に治るまではこれが必要だ。

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「うまく行きました」と私が報告すると彼女はにっこり笑って、私を寝室に連れて行った。そして彼女は今度はすぐに出ていき、私は一人取り残された。えっと、何だっけと考えていたところでドアが開き、初老の男性が入ってきた。あぁ、そういうのか。ま、いっか。彼は緊張している私の前で自己紹介し(仮名だろうけど)少し軽い冗談などを言って、私をなごませてくれた。そして頃合いを見計らうように私の唇にキスをし、私を抱きよせた。ドキドキする。私は別にホモっ気はなかったつもりだけど、女になってしまうと男性にこうされることに抵抗があまりないことに気付いた。

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彼は私の服を丁寧に脱がせていった。ベッドに押し倒される。裸のままバストをもまれやがて下のほうの敏感なところに優しくタッチしてきた。痛くないように上手にしてくれる。すごく経験の豊かな人なのだろう。若い男の子じゃ、こうはできないんだろうな、と私はこの年齢の人になった訳が分かったような気がした。彼は私が充分気持ちよさげになってきているのを見てそっと、それを入れてきた。きゃー。本当に使えるのかな?作りたてなのに、と私は不安になったが、それは杞憂だった。全然痛くない。私の身体が充分に柔らかくなってから、ゆっくりとソフトに入れてくれたのだろう。そして彼の腰がゆっくりと前後に動く。何だか気持ちいいような気がしてきた。そしてフィニッシュ。優しいフィニッシュだった。なんだか天国をふわふわ漂っているような感覚。こんな感覚は男性時代には味わったことがない。セックスは男より女の方が気持ちいいんだよ、と話には聞いていたが、こんなに早く実感できるとは思わなかった。

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私が少しうとうとしていると彼はすばやく自分の服を着ると部屋を出ていった。
少しして、芳恵が戻ってきた。彼女は私を起こすとまたお風呂に連れて行き、きれいにからだを洗ってくれた。特にあの付近はビデを使ってきれいに洗ってくれる。「どうしても生まれながらの女性ほどの自然浄化能力はありませんから意識してきれいにしておいてくださいね」と言う。

お風呂から上がると、私は大きな鏡のあるお化粧用の部屋に連れて行かれ、芳恵の手できれいにメイクアップしてもらった。「お化粧のレッスンはむこう3ヶ月間、こちらで割引料金で受けられますから」とパンフレットをくれる。確かにこれはかなり練習が必要な気がする。「明日から金曜日までは毎朝あなたの部屋に私が出向いてお化粧をしてあげます」「その一週間の間に自分でできるようにならないといけないのね」「そうね。頑張ってね」「うん」

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その館を後にしたのは日曜日の夕方6時頃であった。ロールスロイスで館を出る。芳恵が付いてきてくれて夕食を一緒にレストランで取った。正直な話、一緒についていてもらうとかなり心強い。一人で放り出されてしまったら、かなり途方にくれている所という気もする。

8時頃別れて自分の家に戻った。一人になるとまた色々なことを考えてしまう。どうにも寝付けない。私は服を脱いであらためて自分の身体をいろいろチェックしてみた。大きなバストをみているだけでも何だか夢のようだ。しかしこれは夢ではなく現実なのだ。このバストがあるおかげで心持ち姿勢が良くなったような気もする。猫背ではこのバストを支えることができない。

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股間を触ってみる。脚を大きく開いて割れ目が開くようにし、その中を指でいろいろ触ってみる。不思議な感覚だ。そしてその割れ目の一番奥の部分。秘められた場所に小指をそっと入れてみた。いきなりは入らない。ゆっくりゆっくり自分をドキドキさせながらだと入っていく。やがて小指は完全に入ってしまった。「ふう」

私は睡眠薬を飲んで布団に入った。

朝。起きた時にあそこが立たないのが不思議な感覚。しばしその付近を触って遊んでからトイレに行き、女の子としておしっこをする。ご飯を作ってお弁当を詰め朝食を取り終わったところで芳恵がやってきてメイクをしてくれた。
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今日の出勤はスカートスーツだ。ちょっとドキドキ。芳恵が今日だけは駅まで付き合ってあげると言ってくれたので、お言葉に甘えて一緒に行ってもらう。道を歩いていて最初はつい視線がうつぶせがちになっていたが、もっと堂々としなさい、と背中を叩かれて駅に着くころまでにはかなり平気になってきた。改札のところでお礼を言って別れる。

普段通りの駅で電車を降りて会社へ。ドアを開ける時にちょっとドキドキしたが、開いてしまえば平気だ。「おはようございます」「あれ?田中君?」主任の肩書きを持つ先輩の女性が少し驚いたようにいう。「今週からOLですのでよろしくお願いします」「うん。聞いてる。きれいになったね。素敵。それじゃ、今日は私と一緒にこれから朝のお茶の準備手伝ってくれる?やりかたを覚えてね。明日からは当番の中に組み込むから」「はい」私は忙しく、朝のひとときを過ごした。

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朝礼で改めて課長から私の性別変更が報告された。女子社員たちからは「おめでとう」「女になれて良かったね」といった声を掛けてもらい、お昼休みは一緒に昼食に行こうと言って貰った。男子社員からは「いいなぁ」「こんなにきれいになれるなんて、うらやましい」といった声。「今度デートしないか?」
と言い出す人もいた。

朝礼後、私は届け書の用紙を書類入れから出し、記入する。『性別変更届』。最近ではもうどこの会社でもこの用紙は必需品になっているらしい。

昨年一年間で男性から女性に性別を変更した人は日本全国で2万人とのことである。最初は大学病院や都市部の大きな総合病院だけで行われていたが、それでは順番待ちでかなりの年数がかかるため、最近性転換専門の病院が各地に続々と出来ている。中には私が受けたように豪華な接待を売りにするところも出てきていた。現在医科大学で学生が志望する科目の第一位も性医学科なのだそうである。

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