一部の地域では男性も行っているとも云われるが、長時間、それも冬でも海に潜り続ける場合の「体温維持能力」で勝る女性が主流なので「女」の字が付く、「素潜り漁師」である。
若くとも45歳以上の人達である、とのイメージが強い事は確かだが、2015年8月に実際に三重県で見たパンフに、何と、母方の祖母から3代目で、どう見ても30歳未満に見える海女の、膝から上の写真が掲載されている。
筆者は、どうせなら、彼女の「ママ海女」とTwo Shotにすればいいのに、と三重県庁に申し入れておいたが。
何故か「お遍路さん」のような着衣で水中眼鏡だけを着用して潜り、鮑、栄螺、海栗等の「高級食材」を獲る。乱獲防止の為、態と長時間海に潜り続けられないよう、同業者間で協定を結んでいる。
日本では前述の通り、三重県志摩、鳥羽市が最も有名で人数も多いが、次いで多いのは千葉県というのが定説。
何れかのJF(漁業協同組合)に問い合わせれば、彼女等にインタヴュー出来る日時が判るであろう。
外国では、イタリアやスペインのように、海水温が比較的高く、且つSea-Food食文化が盛んな国ならば有り得る。