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声区 - voice register


声区(せいく, voice register)とは、声を出す時の出し方の感覚の違い(原理的には発声方法の違い)で声を分けた時の領域のことである。異なる声区の間で、声の質が変わるポイントのことを「換声点?(break point, passaggio)」という。

声区をどう捉えるか、またどう分類するかについては、実に様々な説があり、言っている人がみんな違うことを言っているという感じで、困るのであるが、おおむね3つまたは4つに分類する考え方が、最近は比較的主流のように思われる。

3つに分類する方法はチェストボイス, ミドルボイス, ヘッドボイスに分けるもので、4つに分類する方法では、ヘッドボイスの更に上の声区を考え、これをスーパーヘッドボイス、あるいはファルセット、などと呼ぶ。しかしヘッドボイスの上がファルセットで、その更に上がフラジオレットで、このフラジオレットがスーパーヘッドボイスと同じだという説もある。

またチェストボイスの更に下の声区を分類する人もある。

声区の実際の声域は端のほうでお互いに重なっており、換声点というのは、一般に下の声区の限界点を指す。重なり合っている部分では、声帯の状態を変えることで、どちらの声区の声でも出すことは可能であり、換声点を感じさせない歌い方をする時に、これを利用することができる。

一般に「裏声」と呼ばれているのはヘッドボイスのことが多いが、ミドルボイスや声区的な意味でのファルセットも裏声の一種である。

女性のふつうの声がチェストボイスなのかミドルボイスなのかについては意見が別れる。しかし女性のふつうの声のオクターブ上、「ヘッドボイス」の下にある種の「ミドルボイス」があるのも確かである。このあたりは、ミドルボイスというものの定義自体が曖昧なためにくる混乱とも思われる。

声域?, 裏声, ミドルボイス


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