広告:はるな愛のラブラブソウル
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■シミュレーション(1)

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そこには少し狭い幅の青い台があった。
「服を脱いでそこに寝て」と先生は言った。
「服って全部ですか?」
「そうよ」
春紀はおとなしく服を全部脱ぐとそこに横たわった。狭くて動くと落ちそうだ。
 
「ひざを曲げて。。。。そうそう。足を広げて。もっと。。。。うん、そのくらい」
恥ずかしい。こんな格好するなんて。
 
「こちらを見て」
という先生の声がする方を見ると大きなテレビに自分の裸が映っている。
「ボディラインはなかなかいいわね。顔も可愛いし。でも眉が少し太いかな。これもう少し細くした方がいいわ」
先生はそう言うと、マウスを操作して春紀の顔の部分を拡大し、なにやらクリックやらドラッグしていたが、やがて「こんなものかな」と言った。眉が凄く細くなっている。「ほら、こんなに可愛くなった」眉ひとつでこんなに印象が変わるのか、と春紀は内心驚いていた。
 
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「でも、胸がないね」
「そんなこと言ったって・・・・」
「少し大きくしよう」
そういうと先生は上半身がモニタに映るようにし、胸の辺りをマウスで色々いじっていたが、ボン!と大きな音を立ててマウスのボタンを押したのを見ると
「このくらいは最低欲しいね」
先生が言ったが、モニタの中の春紀の胸には大きなドームがふたつできていた。
「Cカップくらいだよ。そんな巨乳じゃないよ」
 
「だけど最大の問題はここだよね」
先生は春紀のそれを遠慮無く握って弄んだ。
「あ。。。」
「感じちゃうの?いけない子。女の子にこんなものが付いてちゃいけないの。分かる?」
春紀は先生の勢いに負けて思わず頷いた。
「じゃ、こんなの取るよ」
先生がモニタの中のそこをワンクリックすると、そこは何もなくなり
すっきりとした股間になってしまった。
「ね。こんなの無い方がいいでしょ」
先生は全体をスパンする。そこには可愛い女の子の姿が映っている。
でも、そこは・・・・
 
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「だけど、これではまだ完全な女の子じゃないね。女の子にあるべきものがない」
そういうと先生はもう一度股間をズームして、そこを再度クリックした。するとそこには神秘的なフォルムが現れた。
「女の子はこうなってるのよ。お母さんかお姉さんの見たことあるでしょ」
春紀はコクリと頷いた。
「あなたもこういう形にならなくちゃね」
春紀は心臓がドキドキして返事ができなかった。
 
「こういう身体になれば、こんな服が着れるよ。まずは」
先生のクリックで腰がドレッシーなレースのパンティに覆われた。
「ハイレグよ。おまたに変なのが付いている子は穿けないの。そして」
胸をクリックすると、これまたレースがたっぷり使われたブラジャーだ。
 
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春紀はつい昂奮してしまった。
「あらあら、いけない子。女の子はこういう時は濡れるのよ」
「ごめんなさい」
「そして、ほら」
先生のクリックでモニタの中の春紀は学校の制服に覆われた。紺のブレザーとチェックのスカート。春紀が通う中学で女子が着ている制服だ。
 
「ね、これ着たいでしょ?」
「はい」
思わず春紀は答えた。
 
「じゃ着れる身体になろうね」
「はい」
 
「OK。じゃ手術しちゃおうか」
春紀は何か言おうとしたが、先生は腕に注射を打った。
意識が遠のいていく。手足が固定されるのを感じた。でも何だかいい夢が見れそうな気がした。
 
(2007.2.16)
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■シミュレーション(1)

広告:ここはグリーン・ウッド (第1巻) (白泉社文庫)