【王女と私】(1)結婚・お姫さまは可愛い服がお好き
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私はその日、まだ夢のような気分でぼーっとしていた。
天涯孤独の私にこのような夢のようなことが起きるなんて。私は目が覚めるなら今の内に覚めてしまった方がいいのではないか、とまで思っていた。しかしほんとうに夢だった方がよかったかも知れない。
あれは2月ほど前のことだった。私は国王主催の舞踏会があると聞き、誰でも自由に入れて食事もタダ、というのに釣られて参加した。
お城の広間は超特大で、食事も豪華だった。私は踊りなどせずに(習ったこともない)ただひたすら食べていた。あの時、もう2週間くらい、まともな食事にありついていなかったのである。
そんな私の肩をたたく者があった。どこかの立派なお嬢様というかんじであった。若くて美しい女性に声を掛けられるのは嬉しい。私がここ数年会話を交わした女といえば、家主のおかみさんくらいだ。その女性は私に興味を持ったようで色々なことを聞いてきた。私は隠してもしょうがないので、兄弟もなく親は死んでいて、更に1年前に仕事を失って、あちこちの工事現場などで働いている身であることなどを話した。
女性とこんなに長く話をするのは久しぶりだった。そもそも子供の頃は女の子とばかり遊んでいた。どうも男の子のグループになじめなかったのだ。それは大人になってからもそうで、そのために仕事仲間とうまくコミュニケーションが取れなかった。やや女性的な性格なのかも知れないと、自分でも思う。
女性はずいぶん私のことが気に入ったようであった。
「でも、あなたはどちらかというと細い体つきですし、工事現場などの仕事はたいへんなのでは?」
「いや、実はそうで。力仕事がだめなので土運びとか掃除などの軽作業ばかりなんですよ」
女性はその答えに大きくうなづいていた。割と身分のある女性のようである。どこか仕事でも紹介してくれたりしないだろうか。そんなことをチラっと考えたりした。
ところが、彼女はそんなものではなかった。
女性は私を別室に連れていくようそばに控えているお付きの女性に命じた。私は訳も分からぬまま、その女性に連れられていった。そこはまた豪華な応接室のようであった。そこでそのお付きの女性から私は衝撃的なことを聞いた。
「私はサリーともうします。王女殿下があなたを大変お気に入りのようですので、しばらくここでお待ちください」
「王女??殿下???」
「呆れた。あなたはもしかして、今のがエヴリーヌ王女殿下と知らずに話していたのですか?」
私は頭が空白になった。
そのあとのことはあまりにも色々なことが起きすぎて、私の記憶はパニック状態である。
そのあと何度か王女と食事をしながら話をする機会があったが、私はぼーっとしていて何を話したか覚えていない。ともかくもとんとん拍子に私は王女と結婚することになってしまった。そして今日、大々的にその結婚式が行われ、今、私は式の後、各王族・貴族などとの挨拶も終え、ひとやすみしているところである。
夜も遅い。これから王女と寝ることになるのだろうか? 実は私はまだ一度も女性とそういう体験をしたことがなかった。うまくできるだろうか? 大人になってから女性の知り合いができたことは何度かあったが、いつも友だちになってしまうので恋愛感情のようなものさえ経験したことがなかった。仕事場の同僚たちはよく娼婦を買っていたが私はそういう気にはなれなかった。かといってもちろん同性愛という訳ではなかった。何度かおまえホモじゃないの?などと言われたが、男とそういうことをするなんて、ぞっとする。
私がぼーっとして考え事をしていると、何人か侍女が部屋に入ってきた。
「お休みの前に、お召し替えを」
侍女たちは言った。そういえばこの王女が住む別邸には男の侍従というのは見ない。やはり主が女なので、なにか間違いでもあってはいけない、ということなのであろうか。私は女たちに着替えさせられるのには、もう慣れていたので、任せておいた。
しかし今日着せられた服は、今まで着せられた服とはちょっと違っていた。下着は絹でできているようでスベスベの感触だが、レースがたっぷりである。王族というのは、こんな装飾的な下着を付けているのだろうか。こんなの付けたことがないので、ちょっと恥ずかしい。その上に着せられたナイトウェアもフリルがたくさんついていて、しかもワンピース型である。ズボンではないので足がちょっと心細い。そう、まるで女性のネグリジェのようであった。私はその上たっぷりと香りのよい香水を掛けられた。
サリーが入ってきた。私は概して王女と会っている時間よりサリーと会っている時間の方が長い。サリーは私にいろいろと王族たちの関係や、王宮でのしきたりを教えてくれた。
「サリー、すごくなんというか可愛い服を着るんですね、王族というのは」
「王族というより、こういうのが姫様の好みなのです。ちょっと失礼」
そういうと突然サリーは私の服の中に手をつっこみ、パンツを少し下げて私のあそこをもみはじめた。
「何をするんです?」
私はびっくりして聞いた。
「精子を採取させていただきます。お世継ぎを作らねばなりませんので」
「え?どういうこと?」
「本来ならば婿さまと王女さまが男女の営みをして子供を作るのが本筋です。しかし王女さまはこの国のただ一人のお世継ぎ。その王女さまが出産をなさって、もし事故でもあったら大変なことになってしまいます。そこで、子供は代理母にに産んでもらうことになったのです」
「ああ、なるほど」
「ですので、婿様は王女さまとベッドは共にしていただきますが、厳に交じわりはしないでいただきたい。代わりに私が毎日精子をこうやって採取させていただきます」
そういうと、サリーは私のホースを口にふくんだ。
気持ちいい!!
私ははじめて体験するその快感に足が崩れて座り込んでしまった。
サリーはそれでも私の上に乗りかかって、私のそこをくわえたまま、舌で竹を、筆先をせめ続けた。
私はあっという間に行ってしまった。
体の中から熱いものがドクドクと出ていく。サリーはそのまましばらくやさしく舌で竹を刺激し続けると、やがて口を離し、口の中のものを用意していた容器の中に移した。
そして一礼して立ち去ると、回りにいた侍女がそばに寄ってきてそのあとをきれいに濡れたティッシュでふきとってくれた。そしてそれを下着の中に納めると、今度はその上にもう一枚、まるで女性のガードルのようなものをつけさせられた。
そこへサリーが戻ってきた。
「では王女さまの寝室へご案内します。寝室へは私が案内する時以外入ってはいけません。よろしいですね」
「しかし、サリー。その、してはいけないということは、王女とはどんなことをすればいいんですか?」
「キスしてあげてください。それから王女のお豆さんをやさしく刺激してあげてください。でも婿様はそのガードルを外さないようにお願いします」
「へ?これはガードルなんですか」
「そうです。万が一間違いが起きたりしないようにするため、付けさせていただきました。お豆さんの場所は分かりますか?」
「あ、いいえ。そういう経験がないもので。。。」
「ここです」
サリーは私の手を自分の股間に持っていった。
私は真っ赤になった。
「この付近をさわっていけば、少し硬く感じる場所があります。探してみてください。私と少し練習しますか?」
「あ、いえ。なんとかなると思います」
私は真っ赤になりながら答えた。
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