【全国女子化学校案内】(1)

目次
 
記号 ◎強制 ○選択可 △希望者のみ 
■女満別女子化学園(北海道/中学・高校) 
・入学資格 小学校卒業予定者で戸籍上男子であるもの。高等部の募集は若干名。
 
・女装 ◎ ホルモン ◎ 豊胸 △ 去勢 ◎ 性転換 ◎ 全寮制 
・進学 特進組(20名) からは毎年東大に1〜2名、北大6〜7名合格。
 
・特徴 特進組以外ではビジネスウーマンとしての育成に力を入れており、情報処理、タイピング、秘書検定、英語検定など、女性会社員になるためのスキルを徹底的に鍛えられる。一流企業への就職の道も開かれている。
 
 
生徒File.001.**美由季 
旧名道雄。小学3年の時の担任の先生がよく着てた白いフレアースカートを見て、あんなのを自分も着たいと思うようになった。上に兄も姉もいて末っ子であったため、両親も女性志向に理解を示してくれた。中学から入学して即去勢。中3で性転換手術、高1で戸籍を変更。卒業後三越百貨店に入社。
 
 
生徒File.002.**京子 
旧名浩紀。小学5年の時同級生の男の子を好きになるが、ライバルの女の子に破れる。自分が女だったらと思うようになり、性転換を決意、両親をだまして中学から入学。入学後すぐに性転換手術を受けてしまった。驚く両親を説得して中2で戸籍変更。高等部から特進組に入り、東大文3に進学。
 
 

◆個別オリエンテーション 
その生徒は恥ずかしそうな顔をして、おどおどした様子で保健室に入ってきた。
ふふ。こういう子、大好き。オリエンテーション担当の校医は思った。
 
「はい。ズボン脱いで」
 
生徒は恥ずかしそうにズボンを脱ぐ。
「あら、ブリーフなのね。でもここでは女の子のショーツを穿かないといけないの。1枚あげるから、穿き換えなさい」
と言って、白いショーツを渡す。生徒は衝立の向こうで穿き換えてきた。
 
「あら、ショーツの中に凶器でもいれてるかのように、盛り上がりができちゃってる。凶器は没収しなくちゃ。これ手術して取っちゃう? 今手術してあげてもいいよ」
「すみません。まだ心の準備が」
「でも、あなたは入試の成績が一番だったから最初に手術受ける権利があるのよ。今月中に手術しちゃおうよ」
「えー!?」
 
「逆にあなたが手術しないと、他の子が手術を受けられないからね」
「はあ」
「やっちゃおう、やっちゃおう。さっさと女の身体になっちゃえば、後はスッキリした気分で6年間のスクールライフを送れるよ」
「すみません。1日考えさせてください」
「じゃ、明日も保健室に来てね」
「分かりました」
 
「あなたのウェストは・・・・61cmか。けっこう細いね。じゃスカートはSサイズだね。はい、これ穿いて」
「やっぱりスカート穿くんですか・・・・」
「だって、女の子になるんだもん。スカート穿かなきゃ」
 
生徒は恥ずかしそうにしてスカートを穿いた。
 
「その男物のワイシャツも脱いで。代わりにこちらの女の子用ブラウスを着ようね。ほら縁取りがレースで可愛いでしょ」
「そうですね」
 
生徒はスカートを穿いたことで少し開き直りができた感じだ。この子は来週にも手術しちゃいたいな。。。。
 
校医は生徒のファイルを確認する。なるほど。保護者推薦枠か。だからこんなに女の子の服に慣れてないのね。ふふふ。そういう子はやはりさっさとおちんちん取っちゃうに限るわ。女の身体になっちゃえば諦めも付くというものよ。校医は微笑んでその生徒を見ていた。
 

■女川女子学園(宮城県/幼稚園・小学・中学・高校) 
・入学資格 3歳以上18歳未満の者。
 
・女装 ◎ ホルモン ○ 豊胸 ○ 去勢 ○ 性転換 ○ 通学制(中高生寮あり) 
・進学 国公立大学に10名前後。女子大・女子短大に30名前後 
・特徴 女子部と男子部があり、戸籍上男子であるものは男子部に入るが、男子部は女装が義務であり、しばしば「女装部」と呼ばれている。女子部の生徒の大半は生まれながらの女子。男子部の生徒は性転換手術が終了したら、戸籍がまだ未変更でも女子部に編入される。ただし特進組・芸術組は、女子部と男子部の合同クラスになっている。特進組は難関大学を狙うコース。芸術組は芸術系の大学に進学したり、あるいはモデルやデザイナーなどの道に進むコースである。
 
 
※幼稚園だけは女装の義務が無いので、近所の子供が幼稚園だけここに通い、小学校は普通の小学校に行くケースもある。
※中3までに去勢しない場合は豊胸手術を受けるかホルモン服用で高等部進学までにBカップ以上にすること必須。
 
※小学4年生から中学までの給食にはホルモン剤が出るが飲むかどうかは本人の自由 
※ホルモン剤は高校では各教室に置かれており、自由に取って飲んで良い。
 
※女子大・女子短大への進学には高2までに性転換して女子部に移籍しておくこととが必要。
 
 
生徒File.003.**洋子 
旧名洋一。姉2人の末っ子。父親は既に死亡していて女ばかりの家で育ったため、男の服を着せられるのを極度にいやがっていた。小学校に入る時、姉2人がこの学校の女子部に入っていたので、同じ学校に行くと言って聞かず、母親もあきれてここの男子部へ入学させた。小5で性転換手術を受け小6で戸籍変更。
高校卒業後は東大文1に進学。
 
 
生徒File.004.**貴子 
旧名貴一。共学の幼稚園に通っていたが、先生が彼女の美貌に目を付け「特例で男子の服のまま通学して良い」という条件でそのまま小学校に進学する。しかし小3で本人がスカートに替えたいと希望。小5で去勢手術を受け、中1の時に性転換、翌年戸籍も女性に変更した。高校卒業後は明治大に進学。大学在学中のままファッションモデルとして活躍中。
 
生徒File.005.**ゆき 
旧名龍矢。バレエをやっている姉の影響で自分もバレリーナになりたいと思い、「芸術推薦枠」を使って中学からこの学校に入る。中2で手術し翌年戸籍変更。
卒業後は姉と同じバレエ団で活躍中。
 

◆女子化学園に入学前のある児童の日常 
 
愛は毎朝ぼくのおちんちんをきれいに拭いてくれる。
「痛っ」
毎日のこととはいえ、やはり痛い。
 
「ごめんなさい、桜さま。でもこれを剥かないときれいに拭けないんです」
愛はぼくのおちんちんの皮を剥いて、中の少し変わった形をした部分をていねいにウェットティッシュで拭いてくれた。
 
「可哀想に、桜さま。こんなの付いているから毎朝ちゃんと拭かないといけない。
愛みたいに、おちんちんが無かったらこんな痛い思いしなくてもいいのに」
 
「愛はおちんちん無くても平気なの?」
「ええ。女の子はおちんちんなどなくてもいいのですよ」
「愛はいつも可愛い服を着てるね。ぼくも女の子になれたら、そんな服着れるのに」
 
「でも桜さまも来月からは女子化学園の小学生になりますから、そうしたらスカートや可愛い服を着られますわ」
「ほんと?楽しみだなあ。あ、でもスカート穿くんなら、おちんちんは取られちゃうの?」
 
「小学6年生になったら、タマタマを取って、中学3年生でおちんちんを取るんですよ」
「わあ、じゃ、おちんちんが無くなるのはだいぶ先か。タマタマは無くてもいいなあ。ぶつけた時に痛いだけだし」
 
「そうですね。愛はタマタマが無いので痛みが分かりませんが、付いていると大変みたいですね」
「ママにお願いしたら、タマタマはもう取っちゃえないかなあ」
 

◆女子化学校の募集枠について 
 
●一般枠 
(1)本人が女の子になりたいと思っている男の子。
 
(2)自分は間違って男に生まれてきたと思っている子。
 
(3)ずっと女の子として暮らしている男の子。
 
 
一般枠の生徒の場合、本人と面接し、女性としての適性検査、女装テスト、を経て入学を決定する。
 
●優先枠 
(1)元兄(現姉)あるいは母が女子化学校の出身である場合。
 
(2)全国女装小学生コンクールの入賞者。
 
 
●推薦枠 
《学校推薦》小学校の先生から、この子は女の子にしてあげたいと推薦があった子。
 
《保護者推薦》保護者がこの子を女の子にしたいとして推薦があった子。
 
《芸術推薦》女性歌手・バレリーナ・女子フィギュア選手・女子新体操選手などになりたいと希望する男の子で、各々のジャンルで一定の実力を持つ者。
 
 
 
学校推薦ではいじめの有無、保護者推薦では虐待の有無を調査し、そのような状況が無いことを確認の上入学を決定する。芸術推薦は都道府県レベルの大会で入賞した程度の経歴が必要。
 
●強制枠 
(1)家庭裁判所の審判により女子化が決定した者。
 
(2)小学6年生を対象にした性別傾向試験で、女性度80以上のポイントを出した者で保護者が女子化に同意するもの。または女性度50以上で保護者が女子化を希望する者。
 
 

■女化女子学園(茨城県/幼稚園・小学・中学・高校・短大) 
・入学資格 3歳以上の者。
 
・女装 ◎ ホルモン ◎ 豊胸 ○ 去勢 ○ 性転換 ○ 通学制 
・進学 高等部から国公立大学に40名前後。
 
・特徴 バリバリの進学校であり、高等部になると月曜から土曜まで0時限目から8時限目までふつうの受験教育が行われるので、女子化教育は中等部までに終了することになっている。そのため、高校からここに入りたい場合、女生徒として違和感の無い生活を送っている実績が必要であり、保護者と中学の先生からの推薦状が必要である。
 
 
※生徒の半数は生まれながらの女子。小学3年生以上の男子には女装の義務がある。
 
※小学4年生から高校3年までで、去勢していない男子には毎週女性ホルモンの注射が打たれる。既に去勢・性転換している者も希望すれば無料で打ってもらうことができる。
 
※幼稚園は共学で女装の義務もない。
 
※短大には社会人枠があり、20歳以上で女子化を希望する者が入学して2年または3年の女子化教育を受けることができる。短大はホルモンと性転換が義務であり、性転換していないと卒業証書がもらえない。
 
※高校から短大に内部進学したい場合は、去勢済みが条件であり、短大卒業までに性転換もしなければならない。
 
 
生徒File.006.**千絵 
出生名同じ。上が男の子ばかりで両親とも今度こそは女の子が欲しいと思っていた所へ生まれた為、両親は女の子風の名前を付け、女の子の服を着せ女の子として育てた。小学校からこの学校に入ったが女装義務の無い1〜2年生の間もずっと女装していた。小4で去勢、小6で性転換手術、中2で戸籍変更。
卒業後はお茶の水女子大に進学。
 
生徒File.007.**良美 
旧名良雄。双子の姉と仲が良く、小さい頃から同じ服を着て同じ遊びをしたがっていたので、自然とスカートを穿いていることが多かった。どうしても同じ学校に行きたいと言ったので小学校からここにに入学。小1の時から姉とお揃いの女児服を着ていた。小4で性転換手術、小5で戸籍変更。高校の時、姉から卵巣を1つ移植してもらったので、それ以降は生理もある(子宮は無いので妊娠はできない)。卒業後は姉と一緒に東京大学理1に進学。
 
生徒File.008.**加代 
旧名克巳。兄もこの学校に入って性転換しており、その兄に誘われて中学から入学。それまで全く女装の経験は無かったが努力して慣れ、中2で手術、翌年戸籍も変更した。両親は兄の方は諦めていたが、弟の方はちゃんと男の子に育ってくれそうと思っていたので、この学校に入ると言い出した時はショックだったらしい。卒業後は慶応大学に進学。
 

◆保護者推薦枠 
 
「女子化学校の保護者推薦枠というのは、だいたいどういう子が多いんですか?」
「やはり多いのは、元々女性的な傾向を持っている子ですよ。女の子になりたいという意志を親にも認めてもらっている場合、一般枠で入るよりこちらの方が入りやすいので、保護者推薦の形を取るようですね。それに一般枠で中学から入ると、だいたい中1の3学期に去勢、高2で性転換、くらいのスケジュールですが、保護者推薦枠の場合は、小学校から女子化学校にいた生徒同様、入学即去勢、中3の内に性転換などというスケジュールになることが多いです」
「本人はあまりその気ではない場合もあるんですか?」
 
「ありますね。よくあるのは、男ばかりの兄弟の末っ子というパターン。ひとりは女の子が欲しいという親の希望で、そもそも女の子の服を着せて育てていたりするケース。本人もだいたい諦めていることが多いので、本人の意志として女になりたい訳ではなくても、女になってもいいかな、くらいの気持ちのようです」
「なるほど」
 
「逆に女ばかりの兄弟の末っ子というのもあるんです。上が女の子ばかりだから本人も女の子みたいな育ち方をしてしまっているケース。親としてはたったひとりの男の子だから、男の子として育てたかったものの、本人がどうにも女の子みたいになってしまっていることから諦めて、ちゃんと女の子にしてあげようと考えて推薦してくるパターンです」
「ああ」
 
「意外に多いのがひとりっ子なんですよね。ひとり子供作った所で事情により、それ以上の子作りができなくなってしまった場合。たったひとりの子供が男の子であるよりは女の子であった方が良かったというので、女の子にしちゃう場合。
この場合は、孫は諦めるということにはなりますが」
 

■女体女子化学園(埼玉県/幼稚園・小学・中学・高校・短大) 
・入学資格 3歳以上で戸籍上男子である者。
 
・女装 ◎ ホルモン ◎ 豊胸 ○ 去勢 ◎ 性転換 ○ 通学制 
・進学 高等部から四年生大学に30名前後、芸術系の専門学校に多数。
 
・特徴 芸術系の教育に力を置いている。大半の生徒が高卒後芸術系の大学や専門学校に進学する。
 
※幼稚園は共学※小学3年以上は女装義務※小学4年生には抗男性ホルモンが投与される。5年生以降にはエストロゲンとプロゲステロンが投与される。
※小学4年生の修了式に続いて去勢式が行われる。体育館でひとりひとり、保護者から付けられた新しい女の子の名前(自分で付けてもよい)を披露され、その名前を呼ばれたものから順に母または姉に付き添われて保健室に行き、去勢手術を受ける。(既に去勢済みの場合は、保健室に入って睾丸が無いことを確認してもらってそのまま出る)※芸術的な才能が特に優れている場合は、女装さえしていればホルモンや去勢はしなくても良い特例処置がある。
 
生徒File.009.**君代 
本名昭夫。女性志向は生れ付きで、両親も諦めていた。小学校から入学、みんなと一緒に小4の去勢式で去勢。小学5年生で性転換手術を受けたが、本名を変えたくないという意志で、戸籍は男性のまま、女性名は通称使用にしている。芸術系短大に進学し、在学中から(女性の)ファッション・モデルとして活躍。
 
生徒File.010.**和子 
旧名和夫。兄3人の末っ子で今度こそは女の子が欲しいと思っていた両親がずっと女の子の服を着せていた。むしろ両親の希望で小学校からここに入る。小学3年まで通ってから公立に転校するつもりだったが、小学3年の1年間女の子の服を着て過ごしたので「女の子になってもいいかな」という気持ちになり、小学4年生にそのまま残ってホルモン治療を受け、小4の去勢式でみんなと一緒に去勢。クラスメイトたちがどんどん性転換手術も受けるので、それに影響されて「ふらふらと」中1の時性転換手術まで受けてしまった。翌年戸籍変更。
卒業後は美術系大学のデザイン科に進学。
 
生徒File.011.**恵子 
旧名恵一郎。幼稚園から百合が丘に通う。ピアノの才能に目を付けられ女装しなくてもよいしホルモンや去勢もしなくてよいという条件でそのまま小学校へ進学するが、小5で本人の希望により去勢するとともにホルモンの摂取も開始した。中学1年で性転換し翌年戸籍変更。高校卒業後は音楽系大学に進学してピアノ専攻。幾つかのコンクールに優勝している。
 
生徒File.012.**美穂 
本名祥治。「女性ヴァイオリニスト」に憧れて、女性の格好がしたい!という思いで高校から入る。通常高校からの入学の場合は、即去勢でホルモン投与であるが、ヴァイオリンの才能が素晴らしいということでその義務を免除される。
高校在学中に有名コンテストで優勝。結局身体は全くいじらないまま卒業して、音楽系大学に進学。卒業後、有名交響楽団のヴァイオリニストに採用され、女装のまま演奏活動をしている。楽団の名簿上は美穂・女性と登録されている。
 

◆強制処置 
 
女子化学校でのホルモン治療・去勢などはあくまで「本人の意志に基づく」ものとされており、その義務がある場合でも最悪、学校を辞めれば無理矢理去勢されてしまうようなことは無い・・・・・というのが建前であるが、実際には本人の意志を無視して去勢されたり性転換されてしまうケースもあるという噂がある。
 
下記はその証言の一部である。
 
「1時間目が終わった所で職員室に来なさいって言われたんです。それで本人も何だろう?と思って行ったらしいんですが、職員室に入るなり、数人の教師にがっちり身体を押さえられて注射を打たれたらしいんです。それが全身麻酔の注射だったみたいで。気がついたらベッドの上で、おそるおそる触ってみると、もう睾丸が無かったらしいです。クラスの中でまだ去勢してなかったの、あの子だけだったから、みんな『これで私たちと一緒だよ』と慰めましたが、本人3日くらいシクシク泣いてましたね」
 
「転校してきた子だったのですが、どうも前の学校でちょっと悪いことしたみたいで、おしおきで1年くらい女の子の格好して過ごせと言われたみたいでした。だから性格的にもホント男の子でしたね。それが転校してきてから3日目に、教頭が教室に来て『これから君は去勢する』と通告して、本人『嫌だぁ!』
と叫んでいたけど、男性看護師ふたりにがっちり掴まえられて、引きずるようにして保健室に連れて行かれました。保健室からも凄い悲鳴が聞こえてたらしい。暴れるから最終的には全身麻酔掛けられたみたい。本人は去勢されたショックで、そのあと半月くらいボーっとしてましたね。でも初日にちょっと見せたような暴力的な雰囲気は無くなっちゃったけど。多分あれ親と最初から話が付いてたんだしょうね」
 
「その子はバスケット部のキャプテンでした。高校生ともなればほとんどの子がもう性転換済みなんだけど、その子はまだ迷ってて、去勢はもちろん終わっててホルモンも摂取してたけど、性転換はどうしようかなあ、なんて言ってたんですよね。ところが、バスケット部で地区大会を勝ち抜いて、全国大会への切符を手にした後で校長から呼ばれて、全国大会に出るなら性転換しなさいって言われたらしい。まだ自分は受ける気無いと言ったらしいんだけど、性転換しないのなら全国大会には出さないと言われて、みんなに迷惑は掛けられないというので、渋々性転換したみたいでした。もちろん大会規定では、女子の部に出るには去勢後1年以上たっていることだけが条件で、性転換手術は義務ではないんですけどね」
 
「その子は親がぜひ女の子にしたいと言って、うちに入れられたんだけど本人は女の子になりたくはないと言って、ホルモンも去勢も拒否してたんですよね。
女装はしてたし、かなり似合ってたけど。でも小学6年生の時に、これ以上何もしなかったら声変わりが来て、女として生きられなくなると言われて、それで渋々『じゃ、去勢します』と言って保健室に行ったんだけど・・・『怖くないように全身麻酔でしますね』と言われて『はい、お願いします』と答えたんだけど、起きたら去勢じゃなくて、性転換手術されてたんだって。本人かなりショックだったみたいで、手術のあと呆然としてましたね。戸籍もいつの間にか女になってたって」
 

■女躰女子化学園(神奈川県/小学・中学・高校) 
・入学資格 4月1日時点で6歳〜17歳であり戸籍上男性である者 
・女装 ◎ ホルモン ○ 豊胸 ○ 去勢 ○ 性転換 ○ 通学制 
・進学 高校卒業後9割が四年制大学または短大に進学している・特徴 女装以外の義務が無い。ただし女子大・女子短大に進学する場合は高2までに性転換を終えていること。また去勢して1年経っていない生徒は運動部の大会には出られない。
 
※去勢したい人はいつでも保健室で30分で受けられる。
※ホルモン剤は教室に置いてあり自由に飲むことが出来る。
※卒業証書、大学の内申書・推薦書は女性名でしか発行しないので、大学などに男子として進学するのは困難である。また高卒資格が必要な公的資格を男子の戸籍のまま取るのも困難である。
 
生徒File.013.**真理子 
旧名理隆。「セーラー服が着たくて」男でも着させてくれるこの学校に中学から入る。セーラー服を着てればそれで満足と言っていたが、中3の時両親がどうせなら女の子になっちゃおうよと手術を勧め、説得されて性転換手術を受けて立派な女子中学生になる。翌年戸籍変更。高校卒業後は明治大学に進学。
 
生徒File.014.**靖子 
本名靖次。高校受験に失敗して、浪人は嫌だと言って、理事をしていた叔母に泣き付いてこの学校の高等部に入学、女性志向があった訳ではないが、高校3年間は無難に普通の女の子として学園生活を送った。高校卒業後は、やみつきになってしまった女装をしてファーストフードでアルバイトをしている。
 
生徒File.015.**美奈子 
本名文彦。女流舞踊の家元の家に生まれる。姉がいるので家を継ぐ必要は無いのだが、自分もその踊りを習得しておきたいという希望で、女性としての生活に慣れる為、中学から入学。一切ホルモンも手術はしていないが、6年間、男の身体であることをクラスメイトに気付かれないまま過ごした(みんな性転換済みと思っていた)。卒業後は、文具店で女店員として働きながら舞踊の稽古をしている。
 
生徒File.016.**紀子 
旧名紀彦。優しい性格だった為、もし本人が希望すれば女の子にしてやった方が良いのではないかと両親が話し合い、小学校からここに入れて、最初から女装させた。最初の頃はスカートを穿くのが恥ずかしくてたまらなかったという。
中1で自分で決断して性転換手術を受け翌年戸籍変更。卒業後は東京女子大に進学。
 

◆触れるべからず 
 
一部の女子化学校では「おちんちんは付いてないのだから、付いてないものには触ることはできない」と言って、自分のおちんちんに触ることが禁止されているところがある。そういう場合、ふだんは男子用貞操帯のようなものを付けておいて、触れないようになっている。この貞操帯は、女子化教育用の特殊仕様で、おちんちんが後ろ向きに収納されるようになっており、そのままショーツを穿くと、何も付いていないように見える。睾丸は強制的に体内に押し込まれる仕様になっている。
 
そのままおしっこもできるようになっているものが多いが、おしっこをした後、拭こうとするとどうしても触ってしまうことになる。そこで、そういう学校ではトイレに補助員さんがいて、おしっこの後、本人に代わって拭いてあげることになっている。補助員は性転換済みの高等部の生徒がバイトでしているケースも多い。そして「おちんちん切っちゃったら、もっとトイレも楽になるよ」
と唆すのである。
 
貞操帯を使用していない学校では、ショーツを下げてトイレに座ったところで、補助員さんがおちんちんを下に向けてくれて、それでトイレを汚さないようにおしっこすることができて、その後を拭いてくれる。
 
寮に入っている子の場合、お風呂でも補助員さんがおちんちんを洗ってあげるようになっている。通学している子の場合は、だいたいお母さんやお姉さんがこの役割をして、絶対に本人にはおちんちんを触らせないようにしてください、と言われているようである。
 
なお、おちんちんは「見てもいけない」ということになっており、トイレやお風呂では目を瞑っているように言われている。
 

■清浄女子化学園(静岡県/小学・中学・高校・専門学校) 
・入学資格 物理的に生殖不能な7歳以上の戸籍上男性である者・女装 ◎ ホルモン ◎ 豊胸 ○ 去勢 ◎ 性転換 ◎ 通学制 
・進学 統計を取っていない・特徴 何らかの事情で、性器に欠損等があった男の子を、普通の女の子として暮らせるように教育する機関である。そのため、だいたい1〜2年程度在籍してから、ふつうの学校に転校する場合が多く、卒業生の大半は内部進学者である。専門学校には18歳以上の人を受け入れて2〜3年の女性教育を施している。通常の男性器を持ち男性機能のある人が入学することはできない。また単純なEDの人も入学できない。
 
生徒File.017.**みずえ 
旧名政夫。小学校6年生の時悪戯をしていて誤って、おちんちんを切り落としてしまった。こうなったらいっそ女になった方が良い、と勧められ中学1年から2年まで在籍して、去勢および女性器形成手術とホルモン投与により女性的な身体を形成する。女性器形成手術の後、戸籍も女性に変更。その後、進学校に転校して、高校卒業後東大理3に進学した。
 
生徒File.018.**久美 
旧名久雄。幼い時酒に酔った父親におちんちんを切り落とされてしまった。こうなったら女になるしかない、ということで、小学1年から5年まで在籍し、小1で去勢(陰茎が無くて睾丸があると排尿しにくいので)、小学3年生からホルモン療法を始め小学5年で造膣・女性器形成をして、戸籍も女性に変更した。5年間も在籍したのは珍しい類いである。その後普通の学校に女生徒として転校し、高校卒業後は日本女子大に進学した。
 
生徒File.019.**宏美 
旧名稔。中学1年の時交通事故で睾丸を失う。家族で会議した結果いっそ女性にしようという事になり、交通事故の怪我が治り退院した後、そのまま中等部に入学した。女性としての意識など全くなかったので、最初の内女装が恥ずかしくて耐まらなかったという。女性としての生活に慣れるのを待って中3の春に性転換手術をし戸籍も女性に変更。中3の2学期に東京都内の中学に転校。
そのまま都内の高校に進学し、そこを卒業後は東京女子大に進学した。
 
生徒File.020.**和歌子 
旧名忠博。小学生の時同級生の女の子を暴力で犯して訴えられる。家庭裁判所での審判の途中で反省した、と言って発作的に自分のペニスを切り落した。
ペニスを無くしたからにはいっそ女の子になった方がいいのでは、ということで中学からここに入学。すぐに去勢・造膣・女性器形成の手術を受け、中2で戸籍も女性に変更した。その後、地元の中学に戻り、犯した相手の女の子とも和解。
良き「女友だち」となったとのこと。高校卒業後は女性として愛知県内の企業に就職した。
 
生徒File.021.**美智子 
旧名一馬。小さい頃、非常に乱暴な性格で両親も手を焼いていた。このままではどんな子になるか末恐ろしいと考えた親族一同が集まって、女の子にしてしまおうと決定。男性の親族数人で取り押さえて、父親が陰茎と陰嚢を切断。切断した陰茎・陰嚢は廃棄してから知り合いの病院に連れて行き傷の手当てを受けさせた。その後この学校に入学させ、女性の外陰部の形成手術を受けさせた。
本人も男性器を失い、女のような形に変えられ、女装させられて、精神的にかなり混乱していたが、暴力などはふるわないようになった。女の子としての生活に慣れてきたのを見て戸籍も女性に変更する。元々が男そのものという性格であったため、女子化教育の期間は長くなり、中学2年まで在籍してから、普通の中学に転校。その後進学校に進み、都内の難関私立大学に進学した。今では、いたって温和な性格の女性になっている。本人も睾丸が無くなってから「むらむらと」人を殴りたくなる衝動が起きなくなったと言っていた。
 
生徒File.022.**和美 
旧名和志。物心ついた頃から女の子になりたいと思っていた。思いがつのって小学5年の時自分でおちんちんとタマタマを切り落とした。両親を説得して中学からここに入学。ホルモン投与を受けたものの全然乳房が発達しないので、中2で豊胸手術、中3で女性器形成・造膣手術を受けて、戸籍も女性に変更した。そこまで終わったのがもう中3の12月だったので、そのまま中学の課程を修了。ここを卒業して京都市内の私立高校に進学。そこから京都市内の私立女子大に進学した。卒業して他校に進学したのは珍しい例である。
 

◆性教育と自慰 
 
「女子化学校での性教育って、やはり進んでるんでしょ?」
「ええ。性別に関する医学的な処置を小学4年生には始めないといけないので、それ以前に性の仕組みをちゃんと理解していてもらわないと困るんですよね。
ですから、男女の性器の違いとか、生殖の仕組みとかを、小学校の低学年からしっかり教えます。セックスについても小学3年生になったら実写ビデオなども見せて教えます。知らないとまずいですから」
 
「小学4年生くらいから性ホルモンの投与を始める所が多いですよね」
「ええ。ですから、その時点でホルモンを取ることの意味が分かってないといけません。子供を作ることはできなくなる訳ですから」
 
「自慰に対して厳しい学校もあると聞いたのですが」
「男の子になりたい女の子ではあまり問題無いのですが、女の子になりたい男の子の場合、自慰をたくさんされると、せっかく女性ホルモンを投与しても自慰によって睾丸が活発に活動することで、その効果が打ち消しになってしまう場合があります。そのため、たいていの女子化学校で、自慰は厳しく禁止されています」
 
「でも禁止して止められるものではないでしょう?」
「それをしてしまう世代ですからね。自慰できないように貞操帯を付けさせる所もありますが、トイレや寮の個室をモニターしていて、自慰をしていたり、自慰をした形跡が見つかると、罰が与えられるという所もあるようです」
 
「どういう罰なんですか?」
「性転換した人の伝記を読ませて感想文を書かせたり、作業奉仕させる場合もありますね。それこそ貞操帯を取り付けられる場合もあります」
 
「自慰したら去勢ってことは?」
「しばしば女子化学校を描いた漫画なんかでは、自慰が見つかった児童が保健室に強制連行されて去勢されてしまう、なんてのが描かれていますが、まあ、そんなことする所は無いと思いますよ、多分」
 
「去勢は最初から親の承諾書を取っていると聞きましたが」
「そうですね。性転換手術に関しては、個別に承諾書を手術の24時間以内に取ることが義務づけられていますが、去勢とホルモン投与については入学・編入する時点で、承諾書は提出してもらっています」
 
「じゃ、いつ去勢されても文句言えないわけですね」
「でも強引に去勢したら、学校と生徒との間の信頼関係が損なわれますから、強制手術は無いですよ、おそらく」
 
「女の子式の自慰なら咎められないとも聞きましたが」
「ええ。禁止されているのはだいたい男の子型の自慰のみです。女の子式に指で押さえてグリグリするのは、女の子としての自覚を促すとして、むしろ推奨されていたりします」
 
「でもそれやって大きくなったりしないんですか?」
「小学4年生からホルモンを摂取していると、中学に入る頃には去勢していなくても、もう勃起能力は失われているので、グリグリしても大きくなったりはしませんね」
 
「勃起神経を切られるという話も聞きますが」
「それは希望者のみですね。去勢するのなら神経を切る必要はありません。
去勢はまだ先にしたいけど勃起はしたくないと本人が希望する場合に、その手術をすることもあります」
 

◆法的な背景 
 
近年全国に多数の女子化学校が出来た背景には、やはり法的なバックアップ体制が出来たのが大きい。中でも「性別適正化三法」は基本である。
 
●年少者性別適正化法 
 ・心理的な性別の発達が戸籍上の性別と異なる10歳以上18歳未満の児童生徒には本人または親権者が望めば積極的に適正な性別に身体を変化させていく治療をして良い。
 
 ・心理的に女性として発達している13歳以下の男子、または将来女性になりたいと本人が願っている男子、あるいは親権者がそれを願っている男子には声変わりが起きる前にホルモン投与や去勢によって男性化を止める処置を行うことを推奨する。
 
 
 ・戸籍上の性別と異なる性別で就学を希望する児童・生徒にはできるだけその希望に沿った対応をする。
 
 ・ホルモン投与や去勢を行う前に最低1年以上、希望する性で生活していることが望ましい。
 
 
●年少者の性別変更に関する特例法(通称年少者性別変更法) 
 ・戸籍上男性である20歳未満の者が、陰茎・陰嚢・睾丸が無く、陰唇があり、乳房が女性的な形状である場合は家庭裁判所の審判を経て戸籍を女性に変更して良い。
 
 ・上記の場合、膣の存在は要求しない。また13歳未満の場合は乳房の形状は問わない。
 
 ・戸籍上女性である20歳未満の者が、卵巣・子宮・陰唇が無く、乳房も男性的な形状である場合は、家庭裁判所の審判を経て戸籍を男性に変更して良い。
 
 ・上記の場合、陰茎の存在は要求しない。
 
 ・親権者の承認が必要である。
 
 ・当人が婚姻中である場合は、配偶者の許可が必要である。(離婚は求めない) 
 
●性別適正化治療助成法 
 ・年少者性別適正化法に基づく、性器の摘出または切除・形成手術、乳房の形成・切除手術の費用は7割を公的に負担する。
 ・性別適正化教育の認定学校内で上記の治療を行う場合は、残り3割相当額の助成金を交付する。
 ・性別適正化教育の認定学校が生徒に投与・支給するホルモン剤の費用は全額を助成する。
 
またスポーツ界では、睾丸摘出後1年以上(五輪出場は2年以上)が経過し、その間適正なホルモン投与が行われている元男子選手は女子選手として大会に出場可能であるとした。また卵巣摘出済みで乳房が男性的形状である元女子選手はただちに男子選手として大会に出場可能である。
 
女子中学・女子高・女子大、また男子中学・男子高・男子大学では、性転換後(戸籍の変更が可能な身体の状態になった後)1年以上経過している場合、入学を認めるとした。ただし学籍簿・卒業証書はその性別にあわせた名前でのみ発行するので、戸籍の変更をしなかった場合は、公的な試験を受けようとした時、大卒などとして認められない可能性がある。
 
性別適性化教育の認定学校になるためには、去勢・性転換手術・ホルモン治療・医療脱毛などをする設備を持っていて、その設備を運用するための医師・看護師などが常駐していること、性別問題でのカウンセリングをおこなえるスタッフが常駐していること、また通常の性別の生徒と一緒に教育をおこなう場合は性犯罪などが起きないよう充分留意したシステムが作られていること、などが条件となる。
 

■女丘女子学園(京都府/幼稚園・小学・中学・高校・短大・四年制大学) 
 
・入学資格 3歳以上の者 
・女装 ◎ ホルモン ◎ 豊胸 ○ 去勢 ◎ 性転換 ◎ 通学制 
・進学 高校卒業後3割が同じ学園の短大・四年制大学に、5割が他の短大・四年制大学に進学している。
・特徴 元々がお嬢様学校であったものが、性転換を志向する男子生徒も受け入れるようになったので、マナーなどに関する指導が厳しい。また基本はふつうの女子学園なので、男子枠はあまり多くなく、小学校1クラス、中学・高校2クラスである。また性転換前の男子は元々女子である生徒と会話を交わしてはいけないことになっている。
 
※幼稚園は普通の共学 
※短大・四年制大学はふつうの女子大。ただし戸籍上男子のまま入学して女子化教育を受けることもできる。
 
※小学4年生以上に女性ホルモンを投与する。途中入学の場合は、入学後半年たってから投与を開始する(本人が希望すれば最初から投与することも可能) 
※小学6年生の卒業式前日に去勢式を行い、全員去勢する。去勢が終わっていないと小学校の卒業証書をもらえない。
 
※中学から入った生徒は1年生3学期の修了式の前日に去勢式を行う。
 
※高校1年の3学期に性転換手術を行う。性転換手術を受けない場合は1年生の課程修了とともに退学となる。
 
※本人が希望すれば、中学生以上であれば性転換手術を受けても良い。
 
 
生徒File.023.**真由美 
旧名真輔。女性志向は生れつきだったが、それをひた隠しにしていた。自分の体が男性化していくのに耐えられず京都市内の他の高校に行くと親をだましてこの高校に入学。すぐにホルモン投与を始め翌月には去勢。そのまま3学期に他の生徒と一緒に性転換手術を受けたが、これが親にバレた時は、両親は一時ショックで寝込んだという。戸籍に関しては親の意向で改名を先行し、性別は20歳になってから変更することにしている。高校卒業後は京都市内の私立大学英文科に進学。将来は通訳になりたいと語っている。
 
生徒File.024.**美登里 
旧名登。小学生の頃からスカートを履いて通学していて級友からもほぼ女性と認知されていたが、中学に行くと学生服を着なければならなくなるので京都市内の私服でいい学校に行こうと学校案内を見ていてここを知った。中1で去勢し、高1でみんなと一緒に性転換手術をしたが、両親がなかなか認めてくれず戸籍の変更は高3の2学期にやっと完了した。高校卒業後は奈良女子大に進学。
 
生徒File.025.**麻美 
旧名研一。自由な家風の家庭に育ち、服装も男物女物にこだわらずに着ていた。
思春期を迎えて自分は女として生きていく方が良さそうだと思うようになり、両親も認めてくれたので中学から入学。中1で去勢、高1で他の生徒と一緒に性転換し、すぐに戸籍を女性に変更。高校卒業後は滋賀医科大に進学。
 
生徒File.026.**鈴子 
旧名俊充。小学生の頃から時々こっそりと姉のスカートや下着を身に付けていた。それが5年生の時に家族にバレ、ひどく叱られたが余計女性志向は強くなり、中学から入学、入学後すぐに性転換手術をしてしまった。姉のとりなしで両親と和解、中3で戸籍も女性にすることができた。高校卒業後は京都市立芸術大学に進学。
 
生徒File.027.**幸子 
本名幸一。家が老舗の呉服屋で、女性の着物を自分でも実際に着て女性の気持ちを少しでも理解したいと考え、高校から入学した。去勢・ホルモン・性転換が必須であることを知らなかったが、手術を受けるように言われて「別に男性器は無くてもいいし」と思い、一気に性転換手術を受ける。両親はびっくりしたが、女物の服が似合ってるし、そういう生き方もいいよね、と認めてくれて戸籍も女性に変更した。高校卒業後は美容師の資格を取っておこうというので、美容学校に進学した。
 

◆優待性転換 
 
「女子化学校に通っている生徒の家族は安価に性転換手術を受けられると聞いたのですが」
 
「明文化されてないですが、そういう対応をしている所は多いですね」
「どういうケースがあるんですか?」
 
「お父さんやお兄さんが本人に先立って性転換するケースが多いです」
「ほほお」
 
「本人が性転換手術に不安を感じている場合に、お父さんやお兄さんが先に手術を受けて、ほら大丈夫だったでしょ。お前も安心して受けようね、という 
お手本を見せるというのが多いです。その場合は、手術スタッフの研修名目で実質無料で性転換手術が受けられます」
 
「お手本を見せるために男性器を放棄するんですか!?」
「女性化傾向って、わりと遺伝するんですよね。ですから女性志向のある子のお父さんやお兄さんには、けっこう元々女性志向のある人が多いんです」
「はあ」
 
「それにもう子作りを終わっている夫婦の場合は、夫が性転換しても構わないという妻も多いですから」
「もう、おちんちんは用済みってやつですか?」
「そうです。性転換して女同士になって、かえって夜の生活が復活する場合も多いようですよ。そのくらいの夫婦ってセックスレスになっていること多いし」
「なるほど」
 
「兄弟でふたりとも女性志向があるというケースも多いですから。兄が先に女子化学校に入った場合は、弟も入ることが多いです。でも兄はそういう傾向を隠していてふつうの学校に行っていたものの、弟が女子化学校に入って、それで兄も『実は僕も女の子になりたい』と言い出すことも多いです。そういう場合、できるだけ早く性転換してあげないと、男性化が進みすぎるので、弟より先に性転換するという場合もよくあるようです」
 
「兄弟から姉妹に変わっちゃうんですね」
「そうですね。親としては孫が見られなくなるからショックに思う親もあるようですが」
 
「だいたいどのくらいの比率なんですか?」
「正確な統計は取られていませんが、父子から母娘になるケースが年間100件くらい、兄弟から姉妹になるケースは年間300件くらいあると言われています」
 

■女原女子学園(岡山県/小学・中学・高校) 
・入学資格 4月1日時点で6〜17歳の者・女装 ◎ ホルモン ◎ 豊胸 ○ 去勢 ◎ 性転換 ◎ 通学制 
・進学 高校卒業後7割が四年制大学に進学。難関国立の合格者は男女あわせて10人程度。
・特徴 「女子学園」の名前ではあるが男子生徒もいる。小学3年生までは男女共学だが、小学4年生からは男子部と女子部で校舎から異なり男女が完全分離された男女併学となる。小学3年生の男子は全員3学期に「性別適性テスト」を受け、その結果と保護者の希望で、男子部または女子部に振り分けられる。
小学3年生の女子は基本的には4年生から女子部に入るが、本人と保護者が特に希望する場合は、男子部に入ることもできる。
 
※男子部の服装は自由なので、女子生徒が女子の服装で男子部に通うのは自由である。希望すれば男性ホルモンの投与や卵巣の摘出を受けることもできるが、そのような治療を受けず、ふつうに女子のまま過ごしても良い。男子部の方が学力レベルが高いので、進学に有利になるように男子部に来る女生徒は結構いる。
 
※男子部に行くか女子部に行くかを決めるのは保護者であり、しばしば本人の希望は無視される。
※性別適性テストで女性適性100・男性適性0になったとしても保護者が希望すれば男子部に入ることはできる。
※男性適性50以上の男子生徒は(女性適性が高くても)女子部に入ることはできない。これは一般の女子生徒を守るためである。翌年末に再度テストを受けてその点数次第で女子部に転じることは可能。
※性別適性テストで女性適性50以上または男性適性10以下の生徒は男子部に入った場合も女装が推奨される(義務ではない)。またいつでも女子部に転部することができる。
 
※女子部に入った男子生徒は女性ホルモンの摂取が義務づけられる。
※女子部の小学6年生男子生徒は2学期末に去勢手術を受ける義務がある。
 
※中学の女子部に男子生徒が進学したい場合、去勢しているか入学後3ヶ月以内に去勢する必要がある。(去勢したくない場合は男子部に行けば良い)※中学2〜3年の女子部男子生徒には性転換手術が推奨される。
※高校の女子部に男子生徒が進学したい場合、性転換しているか入学後半年以内に性転換する必要がある。(性転換したくない場合は男子部に行けば良い) 
 性別選択の自由をうたっており、女子部に居続けるには去勢や性転換が必要だが、嫌ならいつでも男子部に行くことができるし、また途中で女子部に戻ったりすることもできるので、迷いのある生徒は迷うだけ迷えば良いというポリシーである。ただし長期間女子部に在籍していると、女性ホルモンの摂取により男性機能は消失する。
 
生徒File.028.**友美 
本名同じ。女性の名前にも見えるので、小さい頃からよく女性と間違われた。
本人も悪乗りして女の子のふりをしてる内本当に女性になりたくなって小学4年生でここに転入。性別適性テストで女性適性60と出たので女子部に入るも、その後数ヶ月単位で男子部への移籍を希望したり、また女子部に戻ったりを繰り返す。去勢しないまま中学の男子部に進学したが、1ヶ月後に女子部に転部する。そして、そろそろ自分の性別を決めなければいけないというので両親ともよく話し合った結果、女の子になることにし、性転換手術を受けた。戸籍も女性に変更しようとしたら、誤って女性として登録されていたことが分かったので放置した。高校卒業後は、岡山県立大学に進学。
 
生徒File.029.**絵美 
旧名真。小学校の学級劇でたまたま女子の役が足りなくて女装で舞台に上がった。それがきっかけで女装にはまり、女の子の服を着て出歩いている内に、本物の女の子になりたい気分になってしまった。この学校の中等部に男子として入学。性別適性テストで女性適性70が出たので両親を説得して女子部に転部。
1年間のホルモン投与を経て中2で去勢。中3で性転換して戸籍も女性に変更した。高校卒業後は大阪の私立女子大に進学した。
 
生徒File.030.**貴子 
旧名貴一郎。ぜひ女の子が欲しいと思っていたのに生まれたのが男の子だった。
そこでこの子を女の子にしてしまおうと話し合い、小学校からここに入れた。
小学3年生の時点での性別適性テストは女性適性30・男性適性30で、男子部・女子部のどちらにでも行けたが、両親が強く女子部を希望したのでそちらに入れられる。しかしなかなか女子として適応できず、小学生の間は女子部と男子部の間を何度も往復した。しかしその内本人も、やはり自分は女の子の方が合っているかもと思うようになり、小学6年で去勢して中学の女子部に進学、中学3年で性転換して高校の女子部に進学。高1の時に戸籍も女性に変更した。
高校卒業後は神戸大学に進学。
 

◆混合教育について 
 
「女の子になりたい男の子を女の子として就学させる訳ですが、その場合に、体育の授業とかが、ふつうの女子と一緒になる学校がありますよね」
「はい、生まれながらの女子も在籍している学校の場合はそうなります。但しそういう学校では、たいてい性転換前の女装生徒は、一般の女子生徒と分離している場合も多いです」
 
「体育の着替えなども、まだ陰茎が付いている子をふつうの女子と一緒には着替えさせられませんよね」
「ええ。ですから、更衣室も分けている所は多いですね。性転換手術が終わって一般の女子の更衣室を初めて使う時は、感動らしいですよ」
 
「なるほど。なんか以前噂に聞いたのでは、初めて女子更衣室を使う時は、他の女子に裸に剥かれて確かに女の子になっていることを確認される、なんてのもあるとか」
「さあ、私は聞いたことないです」
 
「解剖は通過儀礼、なんて話もありますよ」
「そうですか?でも自分が女になったということをみんなに確認してもらうのは本人にとっても歓びなのでは?」
 
「まだ陰茎が付いている生徒が一般の女子生徒や、性転換済みの生徒に猥褻な行為をしたりするような事故とかは無いのでしょうか?」
 
「それは残念ながら毎年若干発生しています」
「そういう場合の処置は?」
「その生徒は即刻退学です。また高額の慰謝料が請求されます」
 
「退学前に強制性転換されるという噂も聞くのですが」
「そんなシステムは無いと思いますよ。退学前に自分の意志で性転換手術を受けるのは自由ですが」
 
「猥褻行為とかでなく、お互い同意の上で性行為をしていたような場合はどうなりますか?」
「基本的に恋愛は自由ですので、何もお咎めはありません」
 

◆女性試験の案内 
●性別傾向テスト 
 民間の性転換治療コーディネート会社数社と性転換手術を実施しているいくつかの大学病院との共同で主催され、この結果が本人の出生時の性別と反対側で60以上あればGID(性同一性障害)とみなされる。このテストの結果証明書は、GID診断書と同等の効力を持ち、この結果証明書の他に、もう1枚医師による診断書があれば性転換手術は受けることができる。基本的には本人の「性別自己認識」を診断するもので、女性傾向100から男性傾向100まで201段階の判定結果が出る。
 
●性別適性テスト 
 全国女子化学園連盟主催のテストで、基本的にはカウンセリング用であるが、女原女子学園のように進路指導に使用している学校もある。結果を意図的に操作しにくい設問の仕方がされているが、回答内容に矛盾が多すぎる場合は「結果算出不能」と判定される場合もある。本人の「女性としての適性・男性としての適性」を各々測定するもので、女性適性が100から0まで、男性適性が100から0までの各々101段階の判定結果が出る。
 
●女性試験 
 女性としての社会的通用性を証明する国家試験。筆記試験(選択式・論述式)と面接および医師の診断で行われる。
 
 
 ▲3級 女性として社会生活を送ってよいことを保証するもの。
 
 これを持っていると会社に女性として就職することができる。また運転免許証を女性名で再発行してもらえる。また年金・健康保険の扱いが女性となる。
ただしこれを持っている場合、男性としては結婚できない。女子トイレ・女性専用車両を使用していてもとがめられない。女子更衣室の使用には、去勢証明書・豊胸済み証明書が必要である。(性転換証明書は必要無い)女湯に入るには2級の取得と性転換済証明書が必要である。
 
※女子化学校の中等部の課程を女子として卒業した場合、3級は自動的に与えられる。
 
 ▲2級 ほぼ女性として扱われることを保証するもの。
 
 戸籍の性別を変更していなくても、女性としての身分証明書を発行してもらえる。これを持っている場合、性転換していなくてもパスポートや住基カードは女性として発行される。これと性転換手術済み証明書があれば、結婚以外の女性としての通常の権利が保障される。性転換していなくても、女子トイレ・女子更衣室を使用してとがめられない。女湯に入るには性転換済み証明書が必要。
 
※女子化学校の高等部の課程を女子として卒業した場合、2級は自動的に与えられる。
 
 ▲1級 女性として完璧であることを証明する。
 
 女性の戸籍が取得可能だが、取得前もしくは取得後1年以内に性転換手術を受けることが必要。戸籍取得後1年以内に性転換手術しなかった場合は「女性戸籍」は失効する(1級は失効しない)。1級を持っている場合、性転換していなくても、女子トイレ・女子更衣室・女湯が使用できる。なお、1級合格後、女性戸籍を取得しないまま、性転換手術を受けないままでいても構わない。
その場合、結婚以外は全て女性として扱われる。これは経済的または健康的に性転換手術が困難な人のための救済措置である。女性として結婚するには、女性戸籍を取得しなければならない。結婚の段階ではまだ性転換手術を受けていなくてもよいが、結婚して1年以内に性転換手術を受けなかった場合は、婚姻が無効となる。
 

■八女女子化学園(福岡県/小学・中学・高校) 
・入学資格 4月1日時点で6〜17歳で戸籍上男子である者 
・女装 ◎ ホルモン ○ 豊胸 ○ 去勢 ○ 性転換 ○ 全寮制 
・進学 国公立大学に40人程度が進学。九大に5〜6人程度。
・特徴 女装以外の義務は無い。カウンセリングがきめ細かく、性別について迷う生徒にはゆっくり考えさせる方針である。但し、声変わりの問題があるので、小学4年生以上には、抗男性ホルモンあるいはエストロゲンの投与を推奨している。
 
※原則全寮制だが、通学可能な範囲に住んでいる場合は通学しても良い。
 
生徒File.031.**裕子 
旧名裕二。剣道2段(男子として取得)。性格的には男性そのものだったのだが、小さい頃から女言葉を使いスカートを履きたがっていたので両親が小学校からこの学校に入れてくれた。本人は当初「俺は女装趣味で、女になりたい訳じゃねー」などと言っていたが、周囲が女性的な性格の子が多く、それに影響されるようん感じで少しずつ女性的な行動パターンや発想が身についていった。
小4で女性ホルモンをどうするか訊かれたものの保留。結局小学6年生まで待ってから女性ホルモンの摂取を始めた。声変わりは免れた。高校になってから性転換手術を受け、戸籍も女性に変更する。高校卒業後は九大医学部に進学。
 
生徒File.032.**小百合 
旧名徹男。小さい頃「(女性の)キャビンアテンダントになりたい」と思っていた。そのため、まずは女としての自分を磨くため、中学からここに入った。
男性器があると「女としての修業に差しつかえる」として、入学してすぐに性転換手術。翌年戸籍も女性に変更した。高校卒業後は神戸女学院大学の英文科に進学。CAとして必須の外国語能力を鍛えている。
 

◆女子化学園に通う小学6年生のある日 
 
「あら、あなたそんなものいじってるの?」
「ごめんなさい。もうしません」
 
ぼくはおちんちんをいじっている所をママに見つかってしまった。
 
「あなた女の子になりたいんでしょ?女の子はおちんちん付いてないわよ。
だからそもそも触らないようにしなさい」
「うん。でも付いてるから、おしっこする時とか触らないとできないし」
 
「おちんちん、もう要らないんじゃない?無ければ触らなくても済むわよねえ、もう取っちゃおう、これ。」
「取るって。。。」
 
「学校で性転換手術を受けたいと言えばすぐ手術してもらえるわよ。ちゃんとヴァギナも作ってくれるから」
「ヴァギナって?」
 
「ほら、ママのお股のを見て」
と言って、ママはスカートを脱ぎ、パンティも脱いでしまった。
 
「おまたにはね、おちんちんじゃなくて割れ目ちゃんがあればいいの。おしっこはこの中から出るのよ。ふつうに便器に座れば自然に開いて特にどこか触る必要はないわ。そして、おしっこが出るところより後ろには、ヴァギナがあって、男の人とセックスできるのよ」
「セックスってよく分からない・・・」
 
「ね、あなた女の子になりたいから、この学校に6年通ってたんでしょ?この学校に入れたママの目に狂いは無かったわ。あなたって凄い美少女だもん。
でも、今のままではあなた、こんなに可愛いのに本当の女の子になれないもの。
あなたがひげ面で毛むくじゃらの男の子になっちゃうなんてもったいないわ。
 
あなたは女の子になるべき運命なのよ」
「うん。女の子になりたいとは思う」
 
「ほら、あなたのおっぱい。こんなに育って。ここまできたら男の子ですなんて言えないでしょう。このおっぱいじゃ男子更衣室にも男湯にも行けないでしょ。
もうあなたは女の子になるしかない。でも女子更衣室や女風呂を堂々と使うには、おちんちんがあってはまずいわ。早く取っちゃったほうがいいわよ」
「でも・・・まだぼく、おちんちん取るの怖い・・・」
 
「痛いのはちょっとだけよ。おちんちん取っちゃえば、これから女子中学生・女子高生、女子大生の生活を満喫できる。おとなになってしまってから手術しておちんちん取ってから女子高生に戻りたいと思っても遅いんだから」
「うん。。。ぼく中学ではセーラー服着たい」
 
「じゃ、取っちゃおうよ。あなたがうんといえばいつでもママが先生に『性転換手術してください』ってお手紙書くから、そうしたら、次の日には手術してもらえるわよ。今の時期なら」
「うん」
 
「ね。おちんちん取っちゃって、女の子になろう」
「うん・・・・取ってもいいかな・・・・」
「よし。お手紙書くね」
 
ママは何だかとても喜んで「性転換手術依頼書」という書類を書き始めた。
 
「6年2組、△△○○に、速やかに性転換手術を受けさせて下さい。保護者△△※子」
 
ママはその書類に印鑑を押して封筒に入れて、「これを明日先生に渡しなさい」
と言った。
 
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