【ジョイの診察室・スカート男子】(1)

前頁次頁目次

 
カインドリー・ジョイは幼稚園や保育園の先生達を集めた講演会で語った。
 
最近幼稚園や保育所にスカートを穿いて登校してくる男の子が増えています。
 
この世代の子供はまだまだトイレを失敗することが多いのですが、ズボンを脱ぐのはたいへんでもスカートならめくってパンツを下げるだけでトイレができるので、楽だというのが理由です。
 
背景には最近の男の子はみな洋式トイレに座って大小ともする傾向が強いことがあげられます。最近大手便器会社の調査でも、家庭内では男性も座ってする人が増えています。立ってすると尿が便器の外に飛び散りがちで非衛生的でもあり、また掃除がたいへんという妻の声に押されて座ってする夫が増えていることがアンケートでも明らかになってします。それで男の子も父親を見習って、小を最初から座ってするように覚えているのです。そこで立っておしっこをする習慣の無い男の子が増えており、座ってする場合、ズボンを脱ぐのが大変なのでスカートが好まれるのです。
 
それで最近は120以下のサイズでは、仮面ライダーや戦隊ものなどを描いた男の子用のスカートも衣料量販店によく見られるようになってきました。中には前ファスナーがついていて、スカートなのにそこからおちんちんを出して立っておしっこすることも可能なスカートも開発されています。しずくでスカートを汚さないようにファスナーの下の部分が防水加工されている優れものです。
 
近い将来、幼稚園や保育所では男子トイレの小便器は不要になる可能性もあると一部の研究者は指摘しています。それとともにスカートはもっと上の年齢層、小学校の低学年でも、普通に男の子の服として定着する可能性があります。
 
 
前頁次頁目次

【ジョイの診察室・スカート男子】(1)